フランス代表のアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
【ウルグアイ 0-2 フランス ロシアワールドカップ準々決勝】
現地時間6日にロシアワールドカップ準々決勝が行われ、フランス代表はウルグアイ代表と対戦し2-0の勝利をおさめた。この試合でフランスのアントワーヌ・グリーズマンもゴールを決めたが、得点後に嬉しそうな表情を見せず。その理由について同選手が明かしたと、6日に英メディア『エコノミック・タイムズ』が報じている。
試合開始して40分にラファエル・ヴァランが先制点を決めると、61分にはグリーズマンが放ったシュートをGKフェルナンド・ムスレラが弾ききれなかったことで、フランスに2点目が入った。しかし、グリーズマンは嬉しそうな表情を見せず。結局、リードを守り切ったフランスが2-0の勝利をおさめている。
嬉しそうな表情を見せなかった理由についてグリーズマンは「プロサッカー選手としてスタートした頃、僕はウルグアイ人に支えてもらった。良いことも悪いことも彼らに教わったんだ。だから、僕はゴールを祝うことはしなかった。敬意を表して、適切ではないと考えた」と答えている。
グリーズマンが所属するアトレティコ・マドリーにはホセ・マリア・ヒメネスとディエゴ・ゴディンのウルグアイ人2選手が在籍しており、共に友人である。試合前にはハグする様子も見せていた。
また、グリーズマンがレアル・ソシエダでプロキャリアをスタートさせた時、指導してもらった指揮官もウルグアイ人のマルティン・ラサルテ氏。ウルグアイ人と深い関わりがあること、恩があることから敬意を示して得点後に嬉しそうな表情を見せなかったようだ。
【了】