ベルギーのヘントからニュルンベルクにレンタル移籍したFW久保裕也が同クラブ史上最高額の移籍金になる可能性があるようだ。20日付けの独誌『キッカー』が報じている。

　5季ぶりに1部昇格を果たしたニュルンベルクは現地時間19日に久保を買取オプションつきのレンタルで獲得したことを発表した。なお『キッカー』によると、ニュルンベルクはレンタル料50万ユーロ（約6500万円）を支払ったと伝えている。

　また独メディア『トランスフェアーマルクト』の調べによると久保が完全移籍を果たした場合、ニュルンベルクは350万ユーロ（約4億5500万円）から520万ユーロ（約6億7000万円）を支払う事になると伝えている。この金額は2007年のアンゲロス・ハリステアス（現役引退）、2013年の長谷部誠（現：フランクフルト）に支払った250万ユーロを超えクラブ史上最大の買い物になる可能性があるようだ。

　久保はヘントで69試合に出場し21得点を記録している。ミヒャエル・ケルナー監督は「彼は狭いエリアでボールキープが出来る。また素早く創造性豊かな選手だ」と評価しており久保への期待は高まりそうだ。

　そんな久保の最短でのデビュー戦は25日のブンデスリーガ開幕戦、アウェイでのヘルタ・ベルリン戦だ。

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