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トーレスが待望の初ゴール! イニエスタとのスペイン対決制し鳥栖が天皇杯8強へ

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

アンドレス・イニエスタ、フェルナンド・トーレス
アンドレス・イニエスタとフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images for DAZN】

【サガン鳥栖 3-0 ヴィッセル神戸 天皇杯4回戦】

 天皇杯のベスト16にあたる4回戦の試合が22日に行われ、ベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖とヴィッセル神戸が対戦した。

 夏の移籍市場でともにスペインから世界的スター選手を獲得した鳥栖と神戸。フェルナンド・トーレスとアンドレス・イニエスタの日本での初対戦は、天皇杯の舞台で迎えることになった。

 4回戦から追加登録され出場が可能となったトーレスとイニエスタはともにベンチスタート。交代出場での直接対決の機会を待つ。

 試合は37分に鳥栖が先制。左サイドに抜け出した三丸拡がクロスを入れると、ゴール前で対応した渡部博文の足に当たったボールがオウンゴールとなった。前半は鳥栖の1点リードで折り返す。

 さらに後半立ち上がりの50分には鳥栖がリードを広げる。エリア内右サイドに抜け出した安在和樹がGKとDFに挟まれながらもシュートを放ち、枠へ向かったボールがネットに転がり込んだ。

 2点ビハインドを背負った神戸は56分にウェリントンに代えてイニエスタを投入。鳥栖も64分に2枚替えで小野裕二とトーレスを投入し、注目のスペイン人対決が実現することになった。

 そして84分、鳥栖の3点目はトーレスの右足から生まれる。左サイドの深い位置に侵入した福田晃斗がマイナスのボールを落とすと、ダイレクトで合わせたトーレスのシュートはゴール右隅の絶妙なコースへ向かい、ポスト内側に当たってネットの中へ。リーグ戦ではここまで7試合の出場でいまだ無得点だが、待望の来日初ゴールとなった。

 試合はそのまま3-0で終了。スペインのビッグスター対決はトーレスに軍配が上がる形となり、鳥栖が準々決勝進出を決めた。

【得点者】
37分 1-0 オウンゴール(鳥栖)
50分 2-0 安在和樹(鳥栖)
84分 3-0 フェルナンド・トーレス(鳥栖)

【了】

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