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チェルシーのスペイン代表DF、英代表との奇縁。父親と同じくウェンブリーで…

text by 編集部 photo by Getty Images

マルコス・アロンソ
スペイン代表のマルコス・アロンソ【写真:Getty Images】

 UEFAネーションズリーグ・リーグAグループ4第1節の試合が現地時間8日に行われ、イングランド代表とスペイン代表が対戦。アウェイのスペインが2-1の勝利を収めた。

 試合はイングランド代表の本拠地であるロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催。イングランドがウェンブリーでの公式戦に敗れたのは、EURO2008予選敗退が決まった2007年11月のクロアチア戦以来11年ぶりのことだった。ウェンブリーでの連続無敗記録は24試合でストップした。

 チェルシーに所属するDFマルコス・アロンソにとっては、イングランド代表を通して様々な意味で父親と“シンクロ”する試合となった。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』が同選手にまつわる各種データを伝えている。

 今年3月のアルゼンチン戦に交代出場してスペイン代表デビューを飾ったアロンソは、今回のイングランド戦が代表初先発となった。一方、37年前の1981年に父親のマルコス・アロンソ・ペーニャが代表デビューを飾った試合も、ウェンブリーでのイングランド戦だった。

 しかもアロンソ親子が出場した2試合は、スペインがウェンブリーでイングランドから挙げた通算2勝と一致している。今回を含めてスペイン代表のウェンブリーでの通算成績は2勝2分け5敗。過去唯一の勝利はアロンソの父がデビューした1981年の試合だった。

【了】

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