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香川は言う「改めてマルコ・ロイスを尊敬しましたね」。平凡で終わらないために…求める貪欲さ

4戦連続ベンチ外から一転、3試合連続出場へ

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香川真司【写真:Getty Images】

 香川真司の18/19シーズンが本格化してきた。9月26日に行われたブンデスリーガ第5節で、ボルシア・ドルトムントはホームにニュルンベルクを迎えた。

 背番号23に出番が訪れたのは、62分のこと。既にチームは4点のリードを奪っていた。およそ30分の時間を残していたが、昇格して来たばかりの対戦相手との戦力差を考えれば、勝利は揺るがない。加えてセカンドトップで先発していたマルコ・ロイスは、2ゴール1アシストと十分な結果を残していた。ベンチスタートの香川は、ポジションが被るドイツ代表FWとの交代を予感した。

「マルコもずっと出ずっぱだったんで、まあ点も取っているから、あそこのポジションは4-0だったら代わるかなあって感じはしましたけどね。予定よりもちょっと早く時間をもらいましたけど。まあでも、試合内容も決まっていたんでね」

 そして実際に出場すると、香川は、ゴールを狙ったという。

「もちろんやはり5点目、自分の得点を狙いに行きましたし、そうですね、それだけは意識していましたけど」

 このニュルンベルク戦で出番が与えられたことで、18日のブルージュ戦、22日のホッフェンハイム戦に続き、公式戦3戦連続での出場となった。4戦連続ベンチ外というセンセーショナルな出来事が、少し昔のことのようである。

 もちろん試合に絡めるようになってきたからとは言え、それだけで満足することはできない。ルシアン・ファブレ新監督が率いる新チームの中で、背番号23は、まだポジションを確保してはいない。

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