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「モウリーニョをどうする?」 ポグバ代理人、マンUの出方をうかがう

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのMFポール・ポグバの代理人が静かに動き出した。英紙『ガーディアン』は、ミノ・ライオラ代理人が11月にユナイテッドの幹部と話し合うと伝えている。

 ユナイテッドでは現在、ジョゼ・モウリーニョ監督とポグバの衝突が話題になっている。これまでは憶測でしかなかったが、25日に行われたカラバオ・カップ(イングランド・リーグ杯)で2部のダービー・カウンティに2-2と引き分けてPK戦で敗退が決まったあと、2人の関係が悪いことはほとんど公になった。

 モウリーニョ監督はポグバを副キャプテンから外すと発言すると、英『スカイ・スポーツ』のカメラには2人が練習場で険悪な様子が映っており、関係修復は難しいのではないかと報じられた。

 これを受けて、敏腕代理人は少し時間をおくことを選んだという。今夏バルセロナやユベントスへの移籍が噂になったポグバについて、ユナイテッドが放出の意思を持っているかを確認したい考えだ。さらにライオラ代理人は、ユナイテッドがモウリーニョ監督をどう扱うかに注目している。そのために時間をおいている模様だ。

 ライオラ代理人は、ユナイテッドがモウリーニョ監督を支持するのであれば、遠慮なく移籍に向けた動きを活発化させるかもしれない。各地に“敵”をつくりながらも数々のビッグディールを成立させてきた大物代理人なだけに、その出方に注目だ。

【了】

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