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札幌FWジェイに英メディアがインタビュー。「日本ではタトゥーがあると…」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ジェイ
北海道コンサドーレ札幌のジェイ【写真:Getty Images for DAZN】

 J1の北海道コンサドーレ札幌に所属するFWジェイ(ジェイ・ボスロイド)は、英メディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに答え、自身のキャリアや日英の文化の違いについてコメントしている。

 現在36歳のジェイは、キャリア初期にはイタリアのペルージャでプレーしたほか、イングランドの複数クラブを転々。2010年にはチャンピオンシップ(2部)のカーディフ・シティでの活躍が認められ、イングランドA代表デビューを飾った。

 ジェイは「犯罪と暴力の中で育った」と幼少時の環境を振り返りつつ、「最高レベルでプレーすることがずっと目標だった。プレミアリーグでプレーし、国の代表としてプレーし、できる限り活躍すること。その目標を達成できたと思う」と述べている。

 しかしイングランド代表での出場は1試合のみに終わり、その後プレミアリーグで大きな活躍を見せることもできなかった。「正直に言って、自分のポテンシャルに見合う実績を残せなかったと思う」とジェイは語る。

 その理由については「若かった頃の自分の姿勢のせいだ」と分析。「姿勢が良くなかった。20歳の頃なら何でも他人の失敗のせいにしてしまうが、年齢を重ねればもう少し自分を客観的に見て、そこから学ぶことができる」と続けた。

 一方でジェイは、日本と英国の違いにも言及。「飲酒運転をすればこの国では二度とプレーできない。イングランドでは罰金を受けても週末にはまたプレーしている」「欧米にはタトゥーを入れている人が多いが、ごく小さなものだったとしても、日本ではサウナや温泉やプールには入れない。伝統的に“ヤクザ”の一員だとみなされてしまうからだ」と語っている。

【了】

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