J1のヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの銅像が、故郷のアルバセテに建てられることになった。アルバセテ市が22日に発表を行っている。

　イニエスタはスペインのアルバセテ県フエンテアルビージャ出身。8歳の時地元クラブであるアルバセテ・バロンピエの下部組織に入団し、2年後にバルセロナへ移った。幼少期を過ごしたのみではあるが故郷への思い入れは強く、現在はアルバセテ・バロンピエの筆頭株主でもある。

　アルバセテ市はその地元の英雄の銅像を建立するため、製作者決定に向けたコンペを行うことを発表した。来年3月に製作者が決定され、完成は2020年7月が見込まれるとのことだ。

　イニエスタの父親ホセ・アントニオ氏は会見に出席し、市の決定に感謝の思いを表した。「町に息子の像が建てられるというのは家族にとって名誉なことだ。こういう形でアンドレスが記念されることに深く感謝している」と述べている。

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