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新潟DF早川史哉、急性白血病からの復帰へ前進。クラブが契約凍結を解除

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

アルビレックス新潟
アルビレックス新潟【写真:Getty Images for DAZN】

 J2のアルビレックス新潟は12日、急性白血病と診断されて選手契約が一時凍結されていたDF早川史哉について、凍結を解除して契約を再開することをクラブ公式サイトで発表した。

 現在24歳の早川は新潟アカデミー出身で、筑波大学を経て2016年に新潟トップチームに入団。J1でリーグ戦3試合に出場したが、その年の4月に急性白血病と診断されて闘病生活を開始し、選手契約は2017年1月から一時凍結されていた。

 新潟の中野幸夫代表取締役社長のコメントによれば、早川は昨年末から徐々にトレーニング負荷を高め、今年3月には新潟U-15やU-18の活動に参加。8月以降はトップチームに合流し、10月には対外チームとの練習試合にも出場するなど復帰へのステップを踏んできた。

 現在は「周囲と比較してもそん色ないほどの回復ぶり」であり、「トップレベルに十分対応できるフィジカル」であることが確認できたとのこと。その上で「総合的な判断のもと、契約凍結の解除を決断いたしました」と説明されている。

 早川は回復に向けた道のりを支えてきたクラブやサポーターへの感謝の思いを述べつつ、「これからも直面するだろう課題に目を背けることなく、強い覚悟を持って臨んでいきたいと思います」とコメントしている。

【了】

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