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権田修一、今は日本人GKの“変革期”。あの3人の状態から「新しく選手が出てるところ」

text by 編集部 photo by Getty Images

権田修一
日本代表の権田修一【写真:Getty Images】

 日本代表は14日、16日に大分銀行ドームで行われるキリンチャレンジカップ2018のベネズエラ戦を前にした合宿3日目の練習を大分市内で行った。

 来年1月に開催されるアジアカップ前最後のテストマッチで権田修一は代表に選出されている。まだまだ代表GKの印象は川口能活、楢崎正剛の印象が強いが、今の現役GKとしてどう思うか問われると「本当に世界レベルの大会に出た選手で記憶にも残るのは当然のこと。ワールドカップ出たGK3人って言いましたけど、その3人が日本のGKとして日本国内もそうだし、世界的にもアジアでも、アジアアップだってたぶんその3人プラス周作君が出たくらいじゃないですか。だから本当に国際レベルの公式戦で、コンフェデも含めて出てるのってほとんどいないんですよね。そういう中で今まで出てきた選手のイメージを持たれるのは当然のことだし、それは仕方ないこと」と語った。

 一方で「今まではこういう選手だったけど、こういう選手もいるんだよ、日本には。ってのをどんどん見せてかないといけないと思う」とし、「日本人GKの変革期じゃないですけど、今までずっとその3人がいたのが新しく選手が出てるところなので。このタイミングで日本のGKがその3人じゃなきゃダメだよねって言われたらそこまでですし、そうなったら絶対に日本がワールドカップで上の方に行こうなんて無理な話。僕らはそこに責任がありますし、逆にそこをプレッシャーに感じるんじゃなくて、僕は僕の良さ、東口君は東口君のよさ、ダンはダンのよさを出して、それぞれが日本のGK像をそれぞれの形で作っていければいいんじゃないかと思う」とコメントしている。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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