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日本代表 5年前

【ベネズエラ戦直前】森保Jに提言したいスタメン案。日本代表のイレブンをFチャン編集部が厳選

text by 編集部

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フットボールチャンネル編集部が提言する日本代表のベネズエラ戦スタメン案【写真:Getty Images】

 日本代表は16日、キリンチャレンジカップ2018でベネズエラ代表と対戦する。

 森保ジャパンは現在3連勝中と、最高のスタートを切っている。新戦力も台頭し、来年1月のアジアカップへこのまま突き進みたいところ。この11月の2連戦がアジアカップ前、最後のテストマッチとなる。その初戦であるベネズエラ戦で、森保一監督はどのようなメンバーを送り出すのだろうか。

 GKは、所属クラブで獅子奮迅の活躍を見せている権田修一を推したい。最終ラインは4枚。長友佑都が不在の左サイドバックの人選はひとつのポイントとなる。佐々木翔の安定感は捨て難いが、ここは初招集の山中亮輔を試してもらいたい。アジアカップを想定すれば、多くのチームが守備的に構えてくることが予想される。山中は攻撃力が売りのサイドバック。積極的に起用し、代表レベルにあるかどうかを確認すべきではないか。

 また、センターバックの一角には冨安健洋はどうか。吉田麻也とのコンビでどれだけのパフォーマンスを見せるか確認したいところ。今後も中心になっていくであろう吉田と好連係を確立できれば、アジアカップはもちろん、それ以降も期待できるはずだ。

 ボランチは遠藤航と柴崎岳のコンビ。前者はこのポジションで一皮剥けつつあり、さらなる進化が期待される。柴崎はクラブでは出番に恵まれないが、能力は折り紙つき。個性派揃いの前線を自在に操りたい。もちろん、攻守の切り替えや局面でのパワーなど強度も示さなければならない。

 2列目の右サイドには、伊東純也はどうだろう。ここまでゴールを決めて森保監督にアピールしている。縦にぶっちぎるだけでなくボックス内でのプレーも研ぎ澄まされている。ライバルたちに劣らぬ攻撃力を備えており、大きな武器となることを証明したところだ。それができれば、アジアカップでも重要なピースとなるのではないか。

 10番の中島翔哉は左サイドからどんどん仕掛け、南野拓実にはその優れた得点感覚を今回も見せてもらいたい。そして、FW登録は大迫勇也、北川航也、追加招集の杉本健勇の3人。杉本にとっては大きなチャンスだろう。追加招集という立場だが、ここで結果を残せればアジアカップへの道も開けるはず。現状、日本の1トップは大迫がファーストチョイスだが、他の選択肢も出てこなければならない。その意味で、サイズもあり巧さも備える杉本は当然、台頭すべき選手である。

【了】

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