16日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2018の試合で、日本代表とベネズエラ代表が対戦する。キックオフは19時30分が予定されているが、両チームはこの試合に向けたスタジアム到着に苦戦している。

　日本代表とベネズエラ代表はバスでスタジアムへ向かったが、周辺道路は大渋滞。スタジアムの駐車場に入場する一般車も1時間待ちという状況で、代表チームのバスの移動にも支障が出ている。当初は18時前の到着が予定されていたが、18時半の時点で日本代表もベネズエラ代表もスタジアム入りできていない。

　到着予定時刻の18時を過ぎた時点で、日本代表のDF槙野智章はツイッターを通して悲痛な呼びかけを行った。「これから代表戦。だが、大渋滞でスタジアム入り出来ていない。皆さんの力が必要です。バスを通して下さい。すいません…お願いします！」とメッセージを投稿している。

　欧州では、先月行われたチャンピオンズリーグの試合でマンチェスター・ユナイテッドが渋滞のため試合に遅刻し、キックオフが遅れて欧州サッカー連盟（UEFA）から処分を受けるという一件もあった。両チームは無事にスタジアムに到着し、予定通りに試合を開始することができるだろうか。現時点ではキックオフ時刻の変更などの決定は行われていない。

【了】