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本田圭佑、監督として記念すべき初白星。カンボジアが3-1でラオス下す

text by 編集部 photo by Masayori Ishikawa

本田圭佑
カンボジア代表の実質的監督を務める本田圭佑【写真:石川正頼】

 東南アジア王者を決めるAFFスズキカップ2018の試合が行われ、カンボジア代表がラオス代表に3-1の勝利を収めた。カンボジア代表の実質的監督を務める本田圭佑にとっては就任後の初勝利となった。

 オーストラリアで現役選手としてプレーしながら、実質的監督としてカンボジアを率いる本田。9月に行われた就任初戦のマレーシア戦と、今月12日のミャンマー戦に続いて、ベンチに入って指揮を執るのは3試合目となった。

 カンボジアは前半18分、J3の藤枝MYFCでプレーした経験もある「カンボジアのメッシ」ことチャン・ワタナカのゴールで先制。36分にはプラック・モニー・ウドムがPKを決め、前半を2点リードで折り返した。

 前半終了間際に監督が退席処分を受けたラオスは76分に1点を返したが、カンボジアもその1分後に3点目を奪って再び突き放す。そのまま3-1でカンボジアが今大会初勝利を収めた。

 本田不在で行われた試合も含め、カンボジア代表にとっては新体制6戦目での初白星。他の試合の結果によりグループステージ敗退は決まったが価値ある1勝となった。24日のグループ最終戦ではベトナム代表と対戦する。

【了】

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