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キルギス監督「日本の方が実力が上。さらに気持ちの部分も負けていた」

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

アレクサンデル・クレスティニン
キルギス代表のアレクサンデル・クレスティニン監督【写真:舩木渉】

【日本 4-0 キルギス キリンチャレンジカップ2018】

 キリンチャレンジカップ2018の試合が20日に行われ、日本代表とキルギス代表が対戦。日本が4-0で快勝を飾った。

 来年1月のアジアカップで対戦する中央アジア勢を想定する試合に臨んだ森保ジャパンは、前半に山中亮輔と原口元気のゴールで2点をリード。やや停滞する時間もあったが後半途中から主力攻撃陣の投入で再び勢いを増し、大迫勇也と中島翔哉がゴールを加えた。

 キルギスのアレクサンデル・クレスティニン監督は試合後の会見で、「まず日本チームにおめでとうと言いたいと思います。素晴らしい勝利でした」と対戦相手を祝福。「我々にとっては残念な結果でしたが、今日の試合を分析して今後のチーム強化に努めたいと思います」と語った。

「日本はいつものように戦えたと思います」とクレスティニン監督。日本代表に関して情報を得た上で対策を準備していたが、「情報どおりのプレーを全く邪魔することができませんでした」と落胆する様子を見せた。

「実力的には日本のサッカーの方が上です。気持ちの部分でさらに負けていました。日本がボールを持っている時や持っていない時のスピード、どうやって攻撃に繋げるかということが貴重な経験になりました」とこの試合で得られた収穫について語っている。

 日本はアジアカップに向けてキルギスを“仮想ウズベキスタン”としていた。だがクレスティニン監督は「ウズベキスタンはワールドカップに出ていない。日本はワールドカップの常連になっています。これが答えです」と、日本とウズベキスタンの力の差について考えを述べた。

【了】

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