PK戦「ABBA方式」は正式採用に至らず。国際サッカー評議会が決定

2018年11月23日(Fri)20時01分配信

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PK戦の順番変更はなし【写真:Getty Images】

 サッカーの競技規則に関する決定を行う国際サッカー評議会(IFAB)では、ルール改定に向けて新たにいくつかの合意を採択した。22日にスコットランドのグラスゴーで行われた年次会議での議決内容が発表されている。

 今回の合意内容は、来年3月に開かれる総会に向けた提案となる。提案に対して総会で決議が行われれば、2019年6月1日付で正式にサッカーのルールに導入されることになる。

 重要な提案としては、交代でピッチを去る選手が(時間稼ぎを防ぐため)ピッチ中央のテクニカルエリアからではなく最も近いラインからピッチ外へ出ること、ゴールキックから蹴られたボールがペナルティーエリア外に出なくてもインプレーになること、ハンドの基準を明確化することなどが挙げられる。ハンドについては、「意図的ではない」ハンドについて現在より明確に定義することが求められている。

 一方で、いわゆる「ABBA方式」のPK戦は「将来的な選択肢にはならない」として導入に向けた議論を打ち切ることが合意された。これまでに行われたトライアルの結果、思わしい成果が得られなかったとのことだ。手順が複雑であることが主な理由だとされている。

「ABBA方式」とは、両チームが1人ずつ交互にPKを蹴るのではなく、先攻チームの1人目が蹴ったあとは2人ずつ交互に蹴る方式。現行方式では先攻が有利という勝率データがあるPK戦をより公平にするものとして、昨年のU-20ワールドカップなどの大会で導入テストが行われていた。

【了】

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