J1のヴィッセル神戸は1日に本拠地のノエビアスタジアム神戸で会見を開き、スペイン代表FWダビド・ビジャの来季加入を発表した。会見の模様はYouTubeでも中継が行われた。

　会見に先立ち、ビジャは自らの公式ツイッターアカウントで神戸に加入することを発表していた。ビジャはこの日行われたJ1最終節の神戸対ベガルタ仙台戦を観戦に訪れており、試合後に会見に臨んだ。

　会見にはビジャとともに、神戸のオーナーである楽天の三木谷浩史社長が登壇。両者により契約書へのサインが交わされた。

　神戸には、バルセロナやスペイン代表でビジャとチームメートだったMFアンドレス・イニエスタも今夏から在籍している。両者が再び一緒にプレーすることについて、三木谷社長は「夢のような共演が見られる」と述べ、「私自身もわくわくしている」と語った。

　ビジャは神戸加入を決めた理由について、「移籍を決めるにあたってはいつも、クラブが示してくれている興味や、本当に歓迎してくれているのかどうかということを大事に考えている。神戸からもそういう姿を見ることができた」とコメント。「キャリアの中での新たな挑戦を楽しみにしている。これからオフに入るが、早くチームを助けたい」と意欲を見せた。

「神戸が推進しているプロジェクト、このチームが目指しているよりテクニカルでボールを持つスタイルを植え付ける協力をしたい。そういうサッカーを体現する上で世界最高のアンドレス・イニエスタという選手がいる」とビジャは述べ、再びチームメートとなるイニエスタとのプレーを楽しみにする様子を見せている。

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