外し続けたロナウド…数多のシュートも決められず。「痛みのない敗戦」が提示した課題

チャンピオンズリーグ(CL)は、グループステージ第6節が行われた。ユベントスはH組で首位通過を決めたものの、ヤング・ボーイズとのアウェイ戦で1-2と敗戦を喫した。この敗戦の要因となったのは、FWクリスティアーノ・ロナウドだった。(文:神尾光臣【イタリア】)

2018年12月13日(Thu)13時50分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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たくさんのシュートチャンスを決められず

クリスティアーノ・ロナウド
決定機を逃し続けたクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

「痛くはない敗戦だ。バレンシアも僕たちを助けてくれたしね。とはいえ、負けるのはやっぱり気持ちの良いことじゃない」

 ヤング・ボーイズ戦で途中出場からゴールを決めたユベントスのFWパウロ・ディバラは、地元メディアに対しこのように語っていた。すでにグループリーグ突破は確定し、早々にバレンシアがマンチェスター・ユナイテッドに対し点を取っていたことも伝わっていたため1位通過もほぼ安泰。扱いはさながら、事実上の消化試合。ディバラやジョルジョ・キエッリーニらの主力の一部は、ベンチスタートとなっていた 。

 マッシミリアーノ・アッレグリ監督に至っては、「今季の我われは、どうでもいい試合を選んで負けるのが上手いということだ」などとも言った。とはいえ、勝てないということは気分が良くない。2点のリードを許していた状況の中、DFマッティア・デ・シーリオを下げディバラを投入し、超攻撃的な布陣で点を取りに行く采配をしたのも他ならぬアッレグリだったのだ。

 ヤング・ボーイズのアグレッシブなサッカーをねじ伏せられず、あまつさえ2ゴールも献上したことも、ユーベのプライドにさわったことだろう。自陣前にきっちりと防塁を敷き、選手一人一人に厳しいマークをするように徹底。そして俊足のギョーム・オアロらを軸としたカウンターが、いまひとつ集中力に欠けたユーベのDFラインを破ってチャンスを作っていた。

 すでにEL進出の可能性が断たれていたが、そんな理由で相手に遠慮するようなことはしない。ヤング・ボーイズは、地元ファンの前でCL一勝を狙って戦った。そんな彼らに対しユベントスは、多くのゴールチャンスを作るも決められなかった。

 その象徴となっていたのが、クリスティアーノ・ロナウドだった。この日の彼は、いつものようにたくさんシュートチャンスを作ってゴールへと迫るが、1点も決められずに終わった。

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