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本田圭佑、PKで今季5点目。その他2点にも関与しメルボルンVは6連勝

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】

【ブリスベン・ロアー 2-4 メルボルン・ビクトリー Aリーグ第8節】

 オーストラリア・Aリーグ第8節の試合が14日に行われ、ブリスベン・ロアーとメルボルン・ビクトリーが対戦。ビクトリーの本田圭佑は先発でフル出場し、PKで1ゴールを挙げるなど勝利に貢献した。

 開幕2連敗のあと5連勝と調子を挙げているビクトリーはこの試合も先制。前半13分、本田が相手陣内で奪ったボールからトロイージが絶妙な浮き球クロスをゴール前に送り、最後はバルバルセスがボレーで叩き込んだ。

 21分にはブリスベンのFWボテアクがラフプレーで2枚目のイエローカードを受け、ホームチームは残り約70分間を数的不利で戦うことに。だが28分には10人のブリスベンに同点ゴールが生まれる。

 左CKに合わせたヘディングシュートはGKが弾いたが、ゴール前での混戦の中で本田の足が相手選手にかかったとしてPKの判定。接触はなかったようにも見えたが、タガートがこのPKを決めて1-1とした。

 だがビクトリーはそのわずか4分後、左サイドを綺麗に崩してのクロスからトイボネンが決めてすぐに勝ち越し。40分にはハンドでPKを獲得し、本田がゴール左へ冷静なシュートを決めて3-1と突き放した。

 42分にはブリスベンのFKのクリアを試みたトイボネンのヘディングがオウンゴールとなってしまう。だが前半アディショナルタイムには本田の右CKからサインプレーが綺麗に成功し、最後はバルバルセスがこの日2点目を決めてビクトリーが2点リードで折り返した。

 合計6ゴールが生まれた前半とは一転、後半には試合は動かず。両チームともにシュートまで持ち込む形も少なくなった。86分には本田が左サイドから絶好のクロスを上げるも、合わせたアンセルのヘディングはクロスバーの上へ。

 そのままタイムアップを迎え、ビクトリーは6連勝。再び暫定首位に浮上している。

【得点者】
13分 0-1 バルバルセス(メルボルンV)
28分 1-1 タガート(ブリスベン)
32分 1-2 トイボネン(メルボルンV)
40分 1-3 本田(メルボルンV)
42分 2-3 オウンゴール(ブリスベン)
45+1分 2-4 バルバルセス(メルボルンV)

【了】

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