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モドリッチ、C・ロナウドやメッシの表彰式欠席に苦言。「他の選手や投票者にアンフェア」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルカ・モドリッチ
バロンドールを受賞したルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】

 2018年のバロンドール受賞者となったレアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、受賞を逃したクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシらが表彰式を欠席したことに苦言を呈している。母国メディア『スポルツケ・ノヴォスティ』に語った。

『フランス・フットボール』誌が主催するバロンドールは今月3日に表彰式が行われ、マドリーの昨季チャンピオンズリーグ優勝やクロアチア代表のロシアワールドカップ準優勝などに大きく貢献したモドリッチが受賞した。C・ロナウドとメッシ以外の選手が受賞するのは実に11年ぶりのことだった。

 投票で2位となったC・ロナウドや、5位に終わったメッシらは表彰式に出席しなかった。投票結果は事前に公表されてはいないが、受賞を逃すことを知った上での欠席であった可能性が高いとみられている。

 モドリッチは「授賞式に来なかった者について話をすることはできない。彼らの選択だ」としながらも、「受賞に繋がらない票には意味がないかのようだ。他の選手たちや、過去10年間に投票してくれた人たちに対してアンフェアなことだ」と苦言を呈した。

「ロナウドとメッシは怪物であり、過去10年間ほど支配を続けてきた。2人は別格だった」とモドリッチ。「ある選手がどれだけ優れているかという議論であれば、メッシとロナウドが引退するまで全てのトロフィーを彼らに与え続けるしかないだろう」と両者を称えつつ、自身の受賞については「1シーズンに何を達成したかという話だ。代表監督やレジェンドたち、記者たち、他の選手たちの投票が同じ結果を生んだというのは意味のあることだと思う」と述べている。

【了】

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