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宇佐美貴史、決勝アシストでドルト撃破に貢献。今季リーグ無敗の相手に2-1の大金星

text by 編集部 photo by Getty Images

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フォルトゥナ・デュッセルドルフ対ボルシア・ドルトムント【写真:Getty Images】

【デュッセルドルフ 2-1 ドルトムント ブンデスリーガ第16節】
 
 現地時間18日、ブンデスリーガ第16節がドイツ各地で行われフォルトゥナ・デュッセルドルフはホームでボルシア・ドルトムントと対戦した。試合は2-1でデュッセルドルフが勝利した。デュッセルドルフの宇佐美貴史は87分までプレーし1アシストを記録、ドルトムントの香川真司はベンチ外だった。

 静かな立ち上がりとなった試合で最初にチャンスを迎えたのはデュッセルドルフ。10分に宇佐美がペナルティーエリア内にドリブルで入り込み左足でシュートを打つも枠を捉えきれず。その後もデュッセルドルフは組織的な守備から素早いカウンターで得点チャンスを伺う。すると22分、自軍でボールを奪ったシュテーガーがDFラインの裏に走り込んだルケバキオへスルーパス、GKとの1対1を冷静に決め先制点を挙げる。

 これで勢いにのるデュッセルドルフは38分、右からのクロスに宇佐美がフリーで合わせるもボールは枠に飛ばず、追加点のチャンスを逃してしまう。一方のドルトムントは32分にゲッツェがゴール前でフリーの状態からシュートを打つもGKにキャッチされる。

 エンドが変わった後半もドルトムントがボールを支配する時間が長くなるもデュッセルドルフの豊富な運動量と粘り強い守備で決定的なチャンスを作らせない。逆に56分、宇佐美のパスを受けたツィマーがゴール正面やや右の位置から思い切ったミドルシュートを打つとボールはゴール左上に決まりリードを広げる。

 2点ビハインドのドルトムントはリーグ得点王のアルカセルとサンチョをピッチに送ると81分にピシュチェクのセンタリングからアルカセルが頭で合わせ1点差に詰め寄る。しかし反撃もここまで、デュッセルドルフが今季リーグ無敗のドルトムントに大金星を挙げた。

【得点者】
22分 1-0 ルケバキオ(デュッセルドルフ)
56分 2-0 ツィマー(デュッセルドルフ)
81分 2-1 アルカセル(ドルトムント)

【了】

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