モウリーニョまでも…。マンUはどのように崩壊したのか。栄光からの転落を5つの時代で辿る【編集部フォーカス】

2018年12月20日(木)10時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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新たな栄光の背番号7。最強を謳歌も近寄る崩壊

マンチェスター・ユナイテッド
マンチェスター・U(07/08シーズン)の基本フォーメーションや成績など【写真:Getty Images】

07/08シーズン成績
・リーグ戦:1位(勝ち点87/27勝6分5敗)
・FAカップ:ベスト8
・リーグカップ:3回戦
・CL:優勝
監督:アレックス・ファーガソン(当時66歳)

主な先発メンバー
GK:エドウィン・ファン・デル・サール
DF:パトリス・エブラ、リオ・ファーディナンド、ネマニャ・ビディッチ、ウェズ・ブラウン
MF:ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、マイケル・キャリック、クリスティアーノ・ロナウド
FW:カルロス・テベス、ウェイン・ルーニー

 03/04シーズンに背番号7としてクラブの象徴的存在だったベッカムがレアル・マドリーへ移籍。大きな話題となる中でチームに加入したのがクリスティアーノ・ロナウドだった。

 まだ10代だったロナウドに背番号7を与えることに懐疑的な目もあったが、加入5シーズン目となるこの07/08シーズンはリーグ戦で31得点、公式戦では42得点を挙げる活躍でバロンドールとFIFA最優秀選手賞を受賞するなど、世界最高の選手に成長した。

 成熟した守備陣はまさに鉄壁で、ギグス、スコールズのベテランが支えるチームにロナウド、ルーニー、テベスの若い才能が躍動する姿は世界最強のチームにふさわしい強さを誇っていた。現在20代のサッカーファンにはこのチームがきっかけでユナイテッドを応援するようになった人も多いはず。

 しかし、レアル・マドリーがロナウド獲得に向けた動きを見せたのが、このシーズン後。翌08/09シーズンは残留したものの、09/10シーズンに当時の史上最高額となる金額で移籍となった。

 そして、20年以上チームを率いるファーガソン監督も当時66歳。崩壊の足音は確実に近づいていた。

【次ページ】マンU崩壊の始まり

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