フットボールチャンネル

トッテナム、大量6得点でエバートンを粉砕。逆転勝ちで直近6試合無敗

text by 編集部 photo by Getty Images

ソン・フンミン
ソン・フンミン【写真:Getty Images】

【エバートン 2-6 トッテナム プレミアリーグ第18節】

 イングランド・プレミアリーグ第18節が現地時間の23日に行われ、3位トッテナムがアウェイで11位エバートンと対戦し、6-2で勝利した。

 先制したのはエバートンだった。ペナルティエリア手前やや中央の位置で受けたMFギルフィ・シグルドソンが左サイドのFWドミニク・キャルバート=ルーウィンにスルーパス。中央にグラウンダーのパスを送り、中に入ってきたFWセオ・ウォルコットが決めて先制に成功した。

 だが、トッテナムがすぐに追いつく。27分、ケインがセンターライン付近からダイレクトでFWソン・フンミンにフライスルーパス。このボールが長すぎてGKジョーダン・ピックフォードが処理しようとするが、DFクルト・ズマとぶつかりボールが溢れる。これをペナルティエリア内右の角度があまりない位置からダイレクトで放ち、ゴールに吸い込まれる。エバートンが思わぬ形で追いつかれた。

 すると、追いついて押せ押せムードのトッテナムが逆転に成功する。35分、パスで中央を崩したトッテナムはMFムサ・シソコが左サイドに抜け出したソン・フンミンにスルーパス。ソン・フンミンはシュートを放つと、ピックフォードがセーブ。だが、MFデル・アリがこぼれ球に詰めてシュートを突き刺す。トッテナムがすぐに逆転に成功した。

 42分にも、MFクリスティアン・エリクセンのFKからケインがこぼれ球を詰め、前半のうちに3点を奪って突き放した。

 後半に入ってもトッテナムは攻撃の手を緩めず、48分にエリクセンのスーパーボレーが決まり4-1とする。だが、直後の51分、ペナルティエリア手前の中央の位置で受けたシグルドソンが4人に囲まれながらドリブル。右にスライドしながらドリブルすると、右足でファーサイドにシュート。これが決まり、エバートンも反撃に出る。

 だが、61分、ソン・フンミンがスルーパスに抜け出しピックフォードとの1対1を制し、この試合2得点目。トッテナムがダメ押しゴールを決め、試合を決める。74分にもケインがこの試合2ゴール目を決め、大量6得点となった。

 これで試合は終了し、トッテナムが6-2で勝利。直近の公式戦6試合で無敗となった。

【得点者】
21分 1-0 セオ・ウォルコット(エバートン)
27分 1-1 ソン・フンミン(トッテナム)
35分 1-2 デル・アリ(トッテナム)
42分 1-3 ハリー・ケイン(トッテナム)
48分 1-4 クリスティアン・エリクセン(トッテナム)
51分 2-4 ギルフィ・シグルドソン(エバートン)
61分 2-5 ソン・フンミン(トッテナム)
74分 2-6 ハリー・ケイン(トッテナム)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top