鳥栖、トーレス加入も攻撃は最低評価のE。守護神・権田の大活躍で残留、監督交代も吉【2018年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの獲得で注目を集めたサガン鳥栖の今季を振り返る。

2018年12月25日(Tue)10時40分配信

シリーズ:2018年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Getty Images
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トーレスらを擁しながら…

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サガン鳥栖【写真:Getty Images】

 マッシモ・フィッカデンティ監督体制も3年目を迎えた今季は、8位に入った昨季からのジャンプアップを目指すシーズンとなった。しかし、チームは残留争いを強いられている。第6節・セレッソ大阪戦(1●2)を皮切りに7連敗を喫し、順位は降格圏へと下降。第13節・清水エスパルス戦は勝利したが流れは変えられず、翌節から6試合未勝利と低空飛行が続いた。

 それでもチームには明るいニュースもあった。スペイン代表として数多くのタイトルを獲得した、フェルナンド・トーレスが加入したのだ。決定まで紆余曲折ありファン・サポーターをやきもきさせたが、鳥栖のユニフォームをまとうことになった。

 さらにチームの顔である豊田陽平が韓国から復帰し、鹿島アントラーズから金崎夢生も獲得。攻撃陣の顔ぶれは一気に豪華になった。夏場は白星が先行したものの、得点力が飛躍的に向上したわけではなく、むしろ守備陣の奮闘に助けられる試合が多かった。守護神の権田修一は出色のパフォーマンスを見せ、途中加入のジョアン・オマリも最終ラインで貢献した。

 なかなか結果が出ず、第29節・湘南ベルマーレ戦を0-1で落とすと、クラブは監督交代を決断。翌節から金明輝コーチが指揮を執ることとなった。新体制の初戦となったベガルタ仙台戦、鳥栖はトーレスのゴールなどで3-2と勝利。続くV・ファーレン長崎戦でも勝ち点3を獲得し、今季2度目の2連勝を達成した。

 金明輝監督体制の5試合は3勝2分と勝ち越しに成功。監督交代がポジティブに作用した格好だ。最終節まで残留は決まらなかったが、終盤の復活劇もあって14位でのフィニッシュ。得点数は18チーム中唯一の20点台と伸び悩んだが、失点数は2位タイの少なさ。最後は5チームが勝ち点41で並ぶ中、得失点差で鳥栖は生き残った。

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