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2018年北中米カリブベストイレブンを選定。W杯でドイツ撃破のメキシコ勢、バイエルン移籍の神童も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

北中米カリブ
左からベラ、グアルダード、マッケニー【写真:Getty Images】

アンドレス・グアルダード(メキシコ代表/ベティス)
生年月日:1986年9月28日(32歳)
今季リーグ戦成績:11試合出場/0得点2アシスト※12月30日現在

 若い頃は突破力に優れた左ウィンガーとして鳴らしたが、近年は攻守のバランス感覚に優れたリンクマンとして新境地を開拓。そして昨季、ベティスでキケ・セティエン監督のパスサッカーでさらに覚醒し、圧巻のパフォーマンスでヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。150キャップを超えたメキシコ代表ではロシアワールドカップでのドイツ撃破が今年のハイライトに。

ウェストン・マッケニー(アメリカ代表/シャルケ)
生年月日:1998年8月28日(20歳)
今季リーグ戦成績:13試合出場/1得点1アシスト※12月30日現在

 昨季彗星の如く現れ、シャルケのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した逸材。有名大学からの奨学金オファーやMLS入りの誘いを断って18歳でドイツに渡り、シャルケと契約した。セントラルMFが本職だが、今季はセンターバックやストライカーとしても起用されており、身体的にも技術的にも高いポテンシャルを秘める。

カルロス・ベラ(メキシコ代表/ロサンゼルスFC)
生年月日:1989年3月1日(29歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場/14得点13アシスト

 スペインでは存在感が希薄になりつつあったが、MLS参戦を機に完全復活。リーグMVPの座は逃したものの、得点・アシスト共に二桁に乗せる獅子奮迅の活躍でリーグ参戦1年目のLAFCを力強くけん引した。もちろんMLSのリーグベストイレブンに入り、来年1月に発表される北中米カリブ地域の年間最優秀選手候補にも選ばれている。

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