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経営順調のチェルシー、過去最高の売上・利益を記録。D・コスタら売却も寄与

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー
チェルシー【写真:Getty Images】

 チェルシーは2018年6月30日までの1年間の決算報告を1日付で発表した。売上高、利益ともに過去最高を記録している。

 2017/18シーズンにあたる1年間の総売上高は4億4340万ポンド(約619億円)に上り、前年度の3億6103万ポンド(約504億円)から22.7%の大幅増加。クラブ史上初めて4億ポンドを越えた。

 選手の売却によって得られた収入は1億1300万ポンド(約158億円)。FWジエゴ・コスタを推定5000万ポンド(約70億円)でアトレティコ・マドリーへ、MFネマニャ・マティッチを推定4000万ポンド(約55億8000万円)でマンチェスター・ユナイテッドへ売却したことなども大幅増収に繋がったようだ。

 支出と税金を差し引いた利益は6200万ポンド(約86億5000万円)となり、これもクラブ最高記録とのこと。この結果によりファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の基準も満たすことができているとクラブは述べている。

 今季プレミアリーグではチェルシーは4位に位置し、チャンピオンズリーグ出場権獲得を争うとともに、首位リバプールを11ポイント差で追っている。経営面の好調をピッチ上での結果にも繋げたいところだ。

【了】

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