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“PK取り合い”の遺恨は関係なし。練習中のケンカは「どのチームでもあり得る」とフラム指揮官

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクサンダル・ミトロビッチ アブバカル・カマラ
アレクサンダル・ミトロビッチ(左)とアブバカル・カマラ(右)【写真:Getty Images】

 フラムのクラウディオ・ラニエリ監督が、FWアブバカル・カマラとFWアレクサンダル・ミトロビッチの間に問題はないと語った。英『スカイ・スポーツ』などが、指揮官のコメントを伝えている。

 15日のフラムの練習では、カマラとミトロビッチがヨガのセッション中に衝突したことが報じられた。通常であれば大した話題にはならないが、先月の出来事がこの騒動をより大きくしている。

 12月29日の行われたハダースフィールド戦でフラムは終盤にPKを獲得。チームのPKキッカーはFWアレクサンダル・ミトロビッチに決まっていたが、口論の末にカマラがPKキッカーになると、まさかの失敗。後半アディショナルタイムにミトロビッチがゴールを決めて1-0の勝利を収めたことで救われたが、ラニエリ監督は試合後にカマラへの怒りをあらわにしていた。

 PKキッカーをめぐって口論になった2人が練習中に衝突したということで、過去の出来事が尾を引いているとみられてもおかしくない状況だ。

 ただ、これはもう過去の問題だという。

 ラニエリ監督は「あれはバトルではなく、話し合いであり、どのチームにも起こることだ」とコメント。「PKが関係しているとは思わない」と述べている。

 降格圏に低迷しているフラムは、今冬の移籍市場でオランダ代表のライアン・バベルを獲得した。フラムの攻撃陣は良い方向へ向かっているのだろうか。

【了】

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