韓国代表、後味悪いアジアカップ8強進出。ソン・フンミンよりも重要だった大黒柱とは?

2019年01月24日(Thu)10時14分配信

text by キム・ドンヒョン photo Getty Images
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本当に休み明け? 選手も監督も猛省

 結果的に、この左サイドバックが韓国を救った。延長前半終了直前、右サイドのイ・ヨンから鋭く上げられたクロスに頭で合わせたのは、逆サイドから詰めていたキム・ジンスだった。2013年に韓国代表デビューを飾って以来、37試合目での初ゴール。赤ちゃんを授かった妻へのゴールセレブレーション、そして負傷で大会から途中離脱となった韓国の大黒柱キ・ソンヨンへ贈るセレブレーションも見事だった。

 韓国は決戦を制した。結果こそ手にしたが、反省するべきところも多かった。韓国は中5日の日程で決勝トーナメントに臨んだ。韓国サッカー協会やパウロ・ベント監督は中国とのグループリーグ最終戦の後、すぐ選手たちに休暇を与えた。心身ともにリカバリーを求めたのだ。だが、バーレーン戦での選手たちの動きは、休暇を取った選手とは思えないほど重かった。

 ベント監督もパフォーマンスが良くなかったことに関して猛省し、「試合全体を通して簡単なミスが出すぎてしまった。ボールを保持できない状況の中で相手に有利な場面を与えてしまった」とコメント。選手たちの体が重かったところに関しても「認めている。いつもいいコンディションを維持することは不可能」と肩を落とした。それでも「これからしっかりとリカバリーをし、次の試合に挑みたい」と準々決勝への意気込みも語っている。

 試合後の選手たちも口を揃えて、試合に関して反省している。ベテランMFイ・チョンヨンは「先制点を決めた後、追加点を決めるべきだったが、それがうまくできず後半に苦戦した」と述べる。キム・ジンスも「ベンチから見ていて、得点につながる場面がなかなか作れずにモヤモヤしていた。逆に相手のプラン通りに回された」と苦戦を認めた。チョン・ウヨンは「厳しい試合だった。相手が全員で守る中でどのように攻撃をしていくべきか。そしてコンビネーションやパスの質も課題」と指摘している。

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