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コパで対戦のチリ監督、日本代表に無知? 韓国のエースを日本の選手と勘違い

text by 編集部

レイナルド・ルエダ
チリ代表のレイナルド・ルエダ監督【写真:Getty Images】

 日本代表が招待国として出場するコパ・アメリカ2019の組み合わせ抽選会が現地時間24日に行われ、日本代表はウルグアイ、チリ、エクアドルと同じグループに入ることが決まった。だがチリ代表を率いるレイナルド・ルエダ監督は、日本代表のことをよく知らないのかもしれない。

 コパ・アメリカ2連覇中の南米王者チリ代表は、3連覇に向けた戦いのスタートとなる大会初戦で日本代表と対戦する。チリ紙『ラ・クアルタ』は、抽選会に出席したルエダ監督が組み合わせについて述べたコメントを伝えている。

 ルエダ監督は日本代表について、「非常に力のある相手であり強豪国だ」と警戒する様子を見せた。だが日本代表で知っている選手について尋ねられると、「トッテナムでプレーしている選手」と返答したという。

 トッテナムに現在日本人選手は所属しておらず、おそらくは韓国代表FWソン・フンミンを日本の選手と勘違いしたのではないかとチリ紙は伝えている。ルエダ監督率いるチリ代表は昨年9月に韓国代表と親善試合で対戦しており、その試合にソン・フンミンが出場していたことも指摘されている。

 ルエダ監督としては単にちょっとした勘違いだったのかもしれないが、日本代表に対する認識はその程度だということでもあるかもしれない。他のチリメディアでも、日本代表はあまり眼中にない様子で、今回の組み合わせ結果について「ライバルはウルグアイ」などといった形で伝えられている。

【了】

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