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メッシ、消息不明の同胞FW捜索続行を訴え。「一縷の望みがある限り…」

text by 編集部 photo by Getty Images

エミリアーノ・サラ
カーディフ・シティ加入が決定していたエミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】

 バルセロナのFWリオネル・メッシは、同じアルゼンチン出身のFWエミリアーノ・サラを乗せて消息不明となった小型機の捜索を再開するよう訴えている。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるフランス1部のナントで得点源として活躍していた28歳のサラは、冬の移籍市場でプレミアリーグのカーディフ・シティへ完全移籍することが決定。だが同選手を乗せてフランスを飛び立った小型機は英仏海峡上で消息を絶った。

 3日間にわたって広範囲の捜索が行われたが、不明機は発見されず。現地時間24日には現地警察当局が苦渋の決断により捜索を打ち切ることを発表した。搭乗していたサラおよびパイロットの2名の生存はほぼ絶望視されている。

 だが、サラの家族は生存を信じて捜索の続行を嘆願。ハリルホジッチ監督やナントの選手らも奇跡の生還を信じ、追悼行為や黙祷を行わないよう訴えている。

 アルゼンチンのスター選手であるメッシも、SNSで捜索再開を訴えた。「可能性があり、一縷の望みがある限りは、お願いだからエミリアーノの捜索をやめないようお願いしたい。彼の家族と友人たちを心からサポートする」とメッシはサラの写真に添えてインスタグラムでメッセージを投稿している。

 他にも多くのサッカー選手やクラブらが声を揃え、「捜索をやめるな」などのハッシュタグを用いてSNSでサラの生還を祈っている。奇跡は起こるのだろうか。

【了】

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