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柴崎岳、イランのフィジカルにとらわれすぎず「相手の土俵でやっても…」

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
柴崎岳【写真:Getty Images】

 日本代表は26日、AFCアジアカップUAE2019準決勝のイラン戦に向けた調整を行った。MF柴崎岳は、イラン戦が「良いチャレンジになる」と話している。

 準決勝の相手であるイランは、今大会の優勝候補筆頭。その前評判どおりの戦いぶりで順調に勝ち上がっている。

 イランの印象について柴崎は「非常にフィジカルが強い。高さもありますし、技術も間違いなくアジアでトップクラスのチームだと思う」と語り、「非常に良いチャレンジになる」と話した。

 2015年に行われたイランとの国際親善試合は柴崎も出場していた。ただ、柴崎は「相当前にやったので」と、あまり気にしていない。「僕個人としても3、4年経って選手としても成長していると思うので全く別物」として考えている。

 イランのフィジカルは日本の脅威となり得るが、「日本はもともと、そんなに他国とフィジカルで勝負する国ではない」と柴崎。もちろん、「最低限、互角もしきはそれ以上に持ち込めばアドバンテージはある」と考えているが、「相手の土俵でやってもしょうがないところがある」とコメント。自分たちの強みに相手を引きずりこむのが理想と考えている。

(取材:元川悦子【UAE】、文・構成:編集部)

【了】

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