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サラ捜索再開へ寄付総額は3300万円以上に。PSGのラビオが312万円、ハリルも

text by 編集部 photo by Getty Images

エミリアーノ・サラ
ナントでプレーしていたエミリアーノ・サラ【写真:Getty Images】

 FWエミリアーノ・サラを乗せてフランスから英国へ向かう途中で消息不明となった飛行機の捜索再開を求め、捜索資金に用いることを目的とした多額の寄付が集まっている。寄付者の中にはフランスなどのサッカー選手らも含まれている。

 フランス1部のナントで得点源として活躍していたサラは、冬の移籍市場でプレミアリーグのカーディフ・シティへ移籍することが決定。だがパイロットとサラの2名のみが搭乗した小型機で英国へ向かう途中、同機は消息を絶った。

 3日間の捜索で機体は発見されず、港湾警察当局は24日に捜索の打ち切りを発表。だが多くのサッカー関係者やファン、サラの家族などから捜索の再開を求める声が上がり続けている。サラの母国アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領も英国とフランスに向けて捜索再開の要請を行った。

 一方、オンライン寄付サイトを通して捜索資金の寄付も募られている。サラの所属するマネジメント会社が30万ユーロ(約3750万円)を目標額に設定して開始した寄付募集に対し、現在までに約27万ユーロ(約3370万円)が集まっている。

 名前が公開されている3600人以上の寄付者の中にはサッカー選手も多く含まれている。パリ・サンジェルマンのフランス代表MFアドリアン・ラビオは全寄付者中の最高額である2万5000ユーロ(約312万円)を寄付。マルセイユの同代表MFディミトリ・パイエは1万ユーロ(約125万円)を寄付した。

 サラが所属していたナントのヴァイッド・ハリルホジッチ監督や、アーセナルのDFローラン・コシエルニーもそれぞれ2000ユーロ(約25万円)を寄付。他にもルーカス・オカンポス、ジョフレイ・コンドグビア、イルカイ・ギュンドアン、ライアン・バートランドなどの名前で寄付が行われている。

【了】

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