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「僕たちは7人も審判に…」。イラン守護神、集中欠いた1失点目を嘆く

text by 編集部 photo by Getty Images

大迫勇也
大迫勇也【写真:Getty Images】

【日本 3-0 イラン AFCアジアカップ2019準決勝】

 日本代表は28日、AFCアジアカップ2019準決勝でイラン代表に3-0の勝利を収めた。イランのGKアリレザ・ベイランバンドは、特に1失点目のミスを嘆いている。イラン『ANA』が伝えた。

 0-0で迎えた56分、均衡を破ったのは日本だった。南野拓実が転倒した際にイランの選手たちはレフェリーに詰め寄って足が止まると、起き上がった南野がボールに追いついてクロス。これを大迫勇也がヘディングで決めて、試合が動いている。

 ベイランバンドは「僕たちは恥じている。なんて言ったらいいか分からない」とコメント。「1失点目は集中力を欠いてしまった。ピッチに倒れた選手がゴールにつなげたんだ。こちらは7人の選手が審判に向かった。何が起きたのか分からなかった」と悔やんだ。

 さらに同選手は、「日本の選手はプレーを続けた。でも、僕たちは審判に向かった。本当に残念だし、恥ずべきことだ」と話している。

 イランの強肩守護神は「本当に悲しい。僕たちは優勝を信じて戦ってきた。前半はとても良いプレーができたんだ。とにかく日本は素晴らしかった」と述べた。

【了】

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