札幌、目立つ攻撃陣の補強。保ちたい昨季の質、“撃ち合い上等”で初のACL出場目指す【2019年Jリーグ補強診断】

2019年のJ1リーグが22日に開幕する。新シーズンに向け各クラブはどのような補強を行ったのだろうか。今回は、昨季4位と躍進した北海道コンサドーレ札幌を取り上げる。

2019年02月05日(Tue)10時00分配信

シリーズ:2019年Jリーグ補強診断
text by 編集部 photo Getty Images
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急務だった攻撃陣の補強

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北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督【写真:Getty Images】

 昨季はミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、スタイルの大転換に成功した。これまでの良いところは残しつつ、十八番である攻撃型[3-4-2-1]を導入。川崎フロンターレから期限付き移籍で加入した三好康児や、浦和レッズ時代にミシャ監督の指導を受けた駒井善成が持ち味を発揮した。チャナティップもアクセントとなり、都倉賢とジェイは大事なところでゴールを奪った。

 今季は都倉がセレッソ大阪へ完全移籍し、三好も期限付き移籍期間満了で退団した。攻撃陣の穴埋めが急務となる中、クラブは的確な補強を実行。東京五輪世代の岩崎悠人はスピードが持ち味のアタッカー。シャドーはもちろん、指揮官の指導によってはウイングバックでも異彩を放つかもしれない。新たなCF候補には鈴木武蔵が加わった。ジェイと切磋琢磨し、ストライカーとして一皮むけたいところだ。

 ドリブラーの中野嘉大もハマれば面白い存在で、先の全国高校サッカー選手権大会で活躍した檀崎竜孔は新卒選手としては注目株だ。

 また、昨季はサイドアタッカーとして貢献した駒井はボランチに挑戦中だという。本格的にコンバートとなれば、ボランチの争いは激化。昨季終盤に見せた宮澤裕樹を3バックの真ん中に置くという形でも戦える。DFの補強は最小限にとどめた札幌だが、現有戦力の上積みを期待してのことだろう。

 最後までAFCチャンピオンズリーグ出場権を争い、4位でシーズンを終えた2018年。今季は相手の警戒レベルも上がり、現状維持で同じ結果を残すことは難しい。しかし、ミシャ札幌はさらなる進化を目論んでいる。自慢の攻撃力に磨きをかけ、前年以上の成果を狙う。観る者を魅了するサッカーで今季も存在感を放ちたい。

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