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本田圭佑、負傷から約2ヶ月ぶりに復帰。チームは首位相手に手痛い黒星

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】

【メルボルン・ビクトリー 1-2 パース・グローリー Aリーグ第18節】

 オーストラリア・Aリーグ第18節の試合が10日に行われ、メルボルン・ビクトリーとパース・グローリーが対戦。ビクトリーの本田圭佑は途中出場で復帰を果たした。

 リーグ首位を走るパースと、4ポイント差で追う2位ビクトリーが激突する大一番。負傷のため12月半ばから欠場を強いられていた本田もこの大一番にベンチ入りし、約2ヶ月ぶりとなる出場のチャンスを待つ。

 両チームは前半をスコアレスで折り返したが、61分にはアウェイのパースに先制点が生まれる。ビクトリーはエリア内でのハンドによりPKを与えてしまい、これをパースのMFキルケニーが確実に沈めて1-0とした。

 本田はその直後の62分に交代で出場し、右サイドに入る。反撃に向けてチームを後押しすることが期待され、観客席からの盛大な拍手で迎えられると、さっそく右サイドからのクロスで決定機の起点となるプレーを見せた。

 だが69分にはパースに追加点。アジアカップでも活躍をみせた豪代表MFイコノミディスが左サイドに抜け出してクロスを入れ、中央に飛び込んだベテランスペイン人MFディエゴ・カストロがビクトリーのゴールを破った。

 78分にはMFブロクサムのパスからFWバルバルセスが決めて1点を返す。追いつきたいビクトリーは本田も積極的に攻撃に絡みつつ最後まで攻め続けたが、逃げ切った首位チームが勝ち点差を7ポイントに広げる結果となった。

【得点者】
61分 0-1 キルケニー(パース)
69分 0-2 ディエゴ・カストロ(パース)
78分 1-2 バルバルセス(メルボルンV)

【了】

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