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香川真司、デビュー戦2発は「サッカーの神様の贈り物」…クラブ公式誌に語る

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ベシクタシュの香川真司【写真:Getty Images】

 トルコ1部のベシクタシュに所属するMF香川真司は、クラブ公式マガジンのインタビューを受け、自身のキャリアや新天地の印象などについて語っている。

 ドイツのボルシア・ドルトムントで出場機会を失っていた香川は1月末にベシクタシュのレンタルが決定。デビュー戦でいきなりの2ゴールを挙げる活躍を見せるなど、これまで4試合に出場している。ただし、2日のカイセリスポル戦は負傷のため欠場することが発表された。

 スペインへの移籍を望んでいると言われていた香川だが、ベシクタシュへの移籍を決めた理由については、「(昨年の)夏にも獲得しようとしてくれました。本当に誠実で真剣な態度で接してくれて、オファーに応じて戦い始めることを決めました」とクラブからの熱意が感じられたことを強調している。

 デビュー戦となったアンタルヤスポル戦では、交代出場からわずか10秒あまりで初ゴールを決め、さらに数分後にもう1点を加えた。「もちろんすごく嬉しい瞬間でした」と香川はその試合を振り返っている。

「あの試合でゴールを決められるとも思っていませんでしたし、ましてや10秒でなんて。簡単ではなかったですが、確かにサッカーの神様からの贈り物だったのかもしれません」

 ベシクタシュでプレーするクラブ史上初の日本人選手であり、トルコで初めてゴールを決めた日本人選手にもなった。「本当に嬉しいことです。もっとたくさんの日本人選手がここに来てほしいですね」と香川は期待を述べている。

 ベシクタシュはリーグ首位のバシャクシェヒルに11ポイント引き離され、2位ガラタサライとのチャンピオンズリーグ出場権争いの状況も厳しい。だが香川は「強い意欲を持ってここに来ました。できるだけ良い順位で終えられるようにベストを尽くします」とサポーターにメッセージを送っている。

【了】

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