バルセロナに所属する24歳のMFセルジ・サンペールがJ1のヴィッセル神戸へ移籍する可能性が高くなったとスペインで報じられている。『マルカ』紙によれば同選手は火曜日にも日本へ向けて出発し、神戸と4年契約を交わす見通しだという。

　セルジ・サンペールは6歳の頃からバルサの下部組織で育ち、各年代のスペイン代表でもプレー。バルセロナBでのプレーを経て、2014年にはチャンピオンズリーグのAPOEL戦でトップチームデビューを果たした。

　2016/17シーズンには出場機会を求めてグラナダへレンタル移籍し、リーガ1部で22試合に出場。続いて昨季はラス・パルマスにレンタルされたが、負傷離脱もありリーグ戦2試合、公式戦5試合の出場にとどまった。バルサに戻った今季はカップ戦で1試合に出場したのみとなっている。

　スペイン紙によれば、セルジ・サンペールはすでにバルサとの間で退団が合意に達し、火曜日には日本に向けて出発する予定だという。神戸とは4年契約を交わすことになると伝えられている。

　神戸には元バルサのスター選手であるMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャらが所属し、指揮を執るのもスペインのフアン・マヌエル・リージョ監督。“バルサ化”が進行するクラブに、また一人バルサのDNAを持つ選手が加わることになるのだろうか。

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