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歴史築いたレアル、一時代の終焉…1011日間の統治が終わった。今年無冠の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
レアル・マドリー【写真:Getty Images】

【レアル 1-4(3-5) アヤックス CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ】
 
 現地時間5日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、レアル・マドリーはオランダ1部のアヤックスをホームに迎えて対戦し1-4の大敗を喫した。この結果、2戦合計3-5でCL敗退。コパ・デルレイ敗退に続いて、CLでもタイトル獲得を逃すことに。リーグ優勝も難しく、今年は無冠でシーズンを終えるかもしれない。

 昨季まではジネディーヌ・ジダン氏がチームを率いてた。2016/17シーズンはリーグ優勝を果たし、FIFAクラブワールドカップ優勝も経験。CLで史上初の3連覇を成し遂げるなど、輝かしい歴史を築いた。

 しかし、2017/18シーズン終了後にジダン氏が退任し、フレン・ロペテギ氏が監督に就任。だが、成績不振に陥ったことで解任され、サンティアゴ・ソラーリ監督が暫定的に指揮官へ。チームの看板だったクリスティアーノ・ロナウドが夏にユベントスへ移籍するなど、チーム状況も大きく変わった。

 ソラーリ監督就任後は快調な滑り出しを見せたが、正式就任した後から徐々にペースを落とし始める。最近5試合においては、4敗を喫するなど、進退が問われる状況に。英メディア『BBC』は「ヨーロッパチャンピオンとして、マドリーの1011日間の統治は終わった」と伝えている。

【了】

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