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香川真司、2戦連発ならずもトップ下で存在感。ベシクタシュが逃げ切り9試合負けなし

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
香川真司【写真:Getty Images】

【ベシクタシュ 1-0 ギョズテペ トルコ・シュペル・リグ第26節】

 トルコ・シュペル・リグ第26節が現地時間の16日に行われ、日本代表に復帰したMF香川真司が所属する3位ベシクタシュが16位がギョズテペと対戦し、1-0で勝利を収めた。

 3試合ぶりのスタメンとなった香川はトップ下で89分までプレーした。前半は中々前線でボールを受けることができなく、ディフェンスライン近くまで下がって、受けるシーンが多かった。後半に入ると、ベシクタシュがリズム良くボールを回し、香川が前線でボールを受けるシーンが多くなった。

 試合開始早々、ベシクタシュにアクシンデントが発生。9分にDFアドリアーノが足を痛め、ピッチを後にする。これにより、12分にDFネジプ・ウイサルと交代を強いられてしまった。

 すると、ギョズテペにチャンスが訪れる。35分、MFアンドレ・ポコが右サイドから前線に浮き球のパス。ディフェンスラインの裏を取ったMFセルダル・ギュルレルがキーパーをかわし、シュートを流し込んだ。だが、これがオフサイドの判定でゴールとはならなかった。

 ベシクタシュが後半開始早々に先制に成功する。46分、カウンターからMFアデム・リャイッチが右サイドに展開。ボールを受けたMFリカルド・クアレスマが中央にクロス。これをFWブラク・ユルマズがヘディングで合わせ、ベシクタシュが先制に成功した。

 後半開始早々に先制したベシクタシュは段々とリズムを掴み、香川も前線でボールを触る場面が多くなる。すると70分、ペナルティエリア手前でボールを受けた香川が右に展開。ベシクタシュはボールをリズム良くつなぎ、リャイッチからのボールを香川がダイレクトでMFアティバ・ハッチンソンにパス。これを受けて、中央に切れ込むがシュートを打てず、香川に戻すと、ワントラップから左足でシュート。これは相手DFにブロックされてしまった。

 ギョズテペも最後までベシクタシュゴールに迫ったが、GKロリス・カリウスとDFドマゴイ・ヴィダの鉄壁なディフェンスに阻まれ、最後まで得点を奪うことができなかった。ベシクタシュが1-0で勝利した。

【得点者】
46分 1-0 ブラク・ユルマズ(ベシクタシュ)

【了】

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