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堂安律、出場停止明けで先発復帰。フローニンゲンはOGの1点守りきり7試合負けなし

text by 編集部 photo by Getty Images

堂安律
堂安律【写真:Getty Images】

【フローニンゲン 1-0 ADOデン・ハーグ オランダ・エールディビジ第26節】

 オランダ・エールディビジ第26節が現地時間の17日に行われ、日本代表MF堂安律とU-22日本代表DF板倉滉が所属する10位フローニンゲンが13位デン・ハーグと対戦し、1-0で勝利を収めた。

 出場停止明けで先発復帰となった堂安はこの日も右MFに入った。前半は右サイドでボールを受けるシーンが中々なかったが、後半はシュートを放つなど積極的なプレーを見せていた。板倉はベンチ入りしたものの、出番はなかった。

 試合は14分、フローニンゲンは右サイド深い位置まで抜け出したゼーファイクが中央にクロスを供給。これを中にいたシーアハウスがダイレクトで合わせるが、惜しくもゴール右に外れる。

 続く18分にもフローニンゲンがチャンスを作る。左サイドからクロスが入り、混戦となる。これを最後はマヒがシュートを放つも、相手DFにブロックされ、GKにキャッチされてしまう。

 今度はデン・ハーグの反撃。25分、ペナルテエリアに侵入したジョンが左足でシュート。これはメミシェヴィッチが背中でブロック。だが、これがネツィドに渡り、反転しながら左足を振り抜く。だが、これはクロスバーの上を超え、フローニンゲンはピンチを逃れた。

 ピンチを凌いだフローニンゲンが先制に成功する。34分、右コーナーキックからデン・ハーグのイメルスに当たり、ボールがゴールに吸い込まれた。オウンゴールでフローニンゲンが先制に成功した。

 40分、デン・ハーグのカヤティが右サイドのタッチライン際でレイスに激しくチャージ。レイスが倒れたところにカヤティがレイスの後ろ脚を蹴ってしまう。このプレーでゼーファイクが怒り、カヤティに詰め寄る。その後、両チームの選手達が一触即発の状態となった。このプレーでカヤティ、レイス、ゼーファイクの3人にイエローカードが提示された。

 後半に入ると、拮抗した展開になり、両チーム共に中々チャンスを作り出すことができない。だが、70分にフローニンゲンがチャンスを作る。ペナルティエリア手前の左寄りの位置からFKを奪うと、短く繋ぎ、ハンクリが中に切れ込んでシュート。これは威力が弱く、GKに楽々キャッチされる。

 その後、追加点を奪いにいくフローニンゲンだったが、ゴールを奪うことができず。1-0でフローニンゲンが勝利した。これでフローニンゲンはリーグ戦7試合負けなしとなった。

【得点者】
34分 1-0 イメルス【OG】(フローニンゲン)

【了】

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