日本代表は18日、キリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けた合宿を横浜市内の練習場でスタートさせた。

　練習後、昌子源は「ワールドカップ以来ですし、それ以来の選手も、初めての選手も、（西）大伍くんとか安西（幸輝）とか鹿島ぶりですけど、妙に懐かしい感じはやっぱりした」と初日の練習を振り返った。

　今年1月に開催されたアジアカップは観ていたという昌子は代表について「本当に若い選手の堂々とした振る舞い、プレーというのは僕自身見ていて刺激になりましたし、早く一緒にやりたいというのと、自分自身トゥールーズに行って、ポジションをしっかり獲得しないと代表もクソもないと思うので、そういうのとでちょっと葛藤ではないけど、もやもやしたところはあったけど、こうやって呼んでいただいて、与えられた環境で、与えられた自分が出るポジションでいいプレーができればなと思っています」と語った。

　22日に行われるコロンビア戦について問われると「ワールドカップと同じ雰囲気で、同じテンションでというのは正直無理だと思う」と語る一方で「ワールドカップは10人のコロンビアにしか勝っていないですし、やっぱり11対11でコロンビアに勝つというのが、この試合はすごく大事だと思います。11人のコロンビアに勝つというのは、個人的にもすごく大事にしたい試合」と意気込みを口にした。

「僕がずっと国内で見ていたヨーロッパでやっている先輩たちがいて、（ヨーロッパから）来て時差があり、来てすぐ試合して、コンディション、パフォーマンスを落とさずやるというのは、やっぱりすごいですよね」と初めて海外組として代表に呼ばれた昌子は「しっかり、コンディションを整えて、より注意してやっていかないといけないと思うし、いろいろなチャレンジをして、やっていくのも1つ、この合宿の自分の中での大事なところかなと思っている」と新しい気持ちで今回の合宿に臨む気持ちを明らかにした。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

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