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畠中槙之輔、J1通算わずか9試合で日本代表初招集。「思ったよりも正直早かった」

text by 編集部 photo by Getty Images

畠中槙之輔
畠中槙之輔【写真:Getty Images】

 日本代表は19日、22日に行われるキリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けた合宿2日目を横浜市内の練習場で行なった。

 今回、初の日本代表に選出されたDF畠中槙之輔は「パス&コントロールの練習とかでも、僕がやった方は海外組の選手が多かったんですけど、やっぱり止めて蹴る技術が1つひとつうまかったですし、プレースピードというか、パススピードもすごく速くて、正直マリノスともまた違った刺激もあって、すごく刺激になりました」と選手のレベルの高さを肌で感じているようだ。

 J1通算9試合出場というなかで異例の抜擢を受けた畠中は今回の招集について「自分が思ったよりも正直早かったです」と本人も驚きを隠せない一方で「呼ばれたことはすごく嬉しいことですし、ここまでの努力が間違っていなかったということだと思っている」と話した。

 続けて「呼ばれるまでは、手の届かないところというか、目標ではあったんですけど、まだまだ足りないと思っていましたし、正直今呼ばれていても、周りの選手に比べたら一番下の方のプレーヤーだと思っています。けど、呼ばれたからには日の丸を背負うということで、しっかり責任を持って、マリノスの責任も持って戦いたいと思います」と意気込みを語った。

 所属する横浜F・マリノスには歴史に名を残すようなCBを多く輩出している。「(中澤)佑二さんがいなくなって、マリノスのセンターバックの顔というのは勇蔵さんくらいしかいないですけど、そこに自分も、まだまだ足りないことだらけですけど、目指していきたいなとは思っています」と将来的には日本を代表するCBに成長する事を誓った。

「明日からちゃんとした練習が始まってくると思うんですけど、そこでちゃんと自分のプレーを出せれば周りとの連係も深まると思いますし、自分のいいプレーも出しやすくなると思うので、そこは意識してやりたいです」と話す畠中は、慣れ親しんだホームの日産スタジアムで代表デビューを目指す。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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