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冨安健洋、強豪コロンビア戦で感じた手応え「完全にお手上げ状態ではなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
冨安健洋【写真:Getty Images】

【日本 0-1 コロンビア キリンチャレンジカップ】

 日本代表は22日、キリンチャレンジカップ2019でコロンビア代表と対戦し、0-1で敗れた。DF冨安健洋は、一定の手応えを感じつつ、さらに上を目指している。

 FIFAランキング12位のコロンビア相手に、失点はPKで許した1つのみ。守備面は自信にできる結果だ。

 冨安は「相手がチャンスを外してくれたシーンもありましたけど、僕らにもチャンスがあった」とコメント。「互角に戦えたかどうかは僕が決めることではない」と前置きしつつ、「完全にお手上げ状態ではなかったと思います」と述べた。

 後半は苦しんだコロンビア戦。冨安は「ハメス選手が自由に動いていたので、それにほかの選手がリアクションしていたという感じだと思う」と分析。「僕らも結果としてはやられていないので悪くない」としたが、「(所属する)シント=トロイデンの監督だったら絶対に何か言われている。サイドで2対1になるのが嫌なので、絶対に『行け』というので。でもやり方も違いますし…」と苦笑いを浮かべた。

 20歳の若さで定位置をつかんだようにみえる冨安だが、気の緩みはない。「試合に出て自分の価値を証明しないと、立場を確立することはできない。自分の価値を証明することは、毎試合自分に問いかけながらやっています」と語った。

【了】

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