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24チームに拡大のクラブW杯、2021年の新方式第1回は日本で開催も?

text by 編集部 photo by Getty Images

FIFA
クラブW杯拡大を承認したFIFA【写真:Getty Images】

 参加チーム数が24チームに拡大される予定となっている2021年のFIFAクラブワールドカップは、日本で開催される可能性が浮上しているという。スペイン紙『アス』が24日付で伝えている。

 国際サッカー連盟(FIFA)は今月15日の評議会で、現行方式では7チーム参加で毎年開催されているクラブワールドカップを、24チーム参加に拡大した上で4年に1回の開催とすることを承認した。2021年大会が新方式での最初の大会となることが見込まれている。

 ヨーロッパクラブ連盟(ECA)が新方式に強く反対し、ボイコットも辞さない構えを見せるなど、実現に向けて今後解決すべき課題も多い。開催国や出場枠などの詳細も現時点では未定となっている。

 拡大が正式決定される以前には、中国が2021年大会の開催地として濃厚との報道もあった。だがスペイン紙は、同大会の招致に向けて「東京から大きなオファーがある」と伝えている。

 昨年から報じられていた、ソフトバンク社を中心とする投資家団体とFIFAとの合意が日本での開催に向けた後押しになるとみられている。同団体はFIFA主催の諸大会の再編に総額250億ドル(約2兆7500億円)の巨額投資を行うと報じられていた。

 クラブワールドカップの前身の大会であるトヨタカップの開催地でもあった日本は、2005年以降現行方式となったクラブワールドカップでもこれまで14大会中8回を開催するなど実績豊富。新方式での第1回開催国となる可能性もあるのだろうか。

【了】

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