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乾貴士、積極的にシュート打つも得点奪えず。「決められなかった悔しさはあります」

text by 編集部 photo by Getty Images

乾貴士
乾貴士【写真:Getty Images】

【日本 1-0 ボリビア キリンチャレンジカップ2019】
 
 日本代表は26日、キリンチャレンジカップ2019・ボリビア代表と対戦して1-0で勝利した。

 62分までプレーした乾貴士は試合後「俺が決めていればもっと楽な試合になりましたし、そこはすごく反省点ですけど、初めて出る子もいましたし、そんなに簡単にうまくいくわけではないので」と振り返った。

 サイドで受けるだけではなく、中央でシュートを打つなど積極的なプレーを見せるも得点を奪う事は出来なかった。「もちろん、悔しさはありますよ。ゴールは決められなかったので、そこに対しての悔しさはありますし、またこれから頑張ればいいかなって思います」と話した。

 この試合で1トップに入った鎌田大地については「大地は1トップタイプではないので、彼も難しかったと思いますし、でも、そのなかでしっかりやってくれていたので、裏に抜け出したりとかが彼の特徴だと思うので。あとは足元の技術だったりっていうのは良いものを持っているので、そういうところを出していければいいかなと思っていました」と印象を語った。

 また畠中槙之輔にも声をかけていたようで「もうちょっと持ち出して、俺のところを見たり、俺に付けられなかったら(安西)幸輝を見たりっていうところの、(三浦)玄太にしても、ハタにしても最初のうちはボールを受けて止まっているシーンが多かったので、それだとなかなかボールを動かせないので、相手も楽ですし。だから、もうちょっと持ち出してくれっていう話をしました」と積極的に若手選手とコミュニケーションを取っていたことを明かした。

 次回の代表戦は6月にブラジルで開かれるコパ・アメリカだ。「常に当落線上で、1年おきに呼ばれたりとか、常に呼ばれている選手では俺はないので、プレッシャーは常に思ってやっています」と話す乾は今後も代表に呼ばれ続けるためにアピールを続ける。

【了】

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