【リバプール 2-1 トッテナム プレミアリーグ第32節】

　現地時間3月31日に行われたプレミアリーグ第32節のリバプール対トッテナムは、2-1でホームのリバプールが勝利した。

　2位リバプールと3位トッテナムの上位対決。2位リバプールは勝てば暫定首位浮上だが、3位トッテナムはリバプールと勝ち点15の差があり、3位争いのために白星がほしい状況だ。

　先手を取ったのはホームのリバプール。16分、左サイドでパスを受けたロバートソンが完璧なクロスを供給し、フィルミーノが合わせた。

　1点を追うトッテナムは70分に同点弾。敵陣左の浅い位置でファウルを受けたケインがクイックリスタートで右サイド深くにパスを出すと、トリッピアーが追いついてエリクセンへ。エリクセンがダイレクトで中央へつなぎ、ルーカス・モウラが決めた。

　それぞれの目標のために勝ち点3が欲しい両者だったが、どちらも勝ち越しゴールは奪えず。終盤はトッテナムがより多くの好機をつくったが決めきれなかった。

　それでも終盤に劇的ゴールが生まれる。90分、リバプールのCKは相手に跳ね返されたが、セカンドボールを拾って左サイドからクロスが入る。ファーサイドでサラーが放ったヘディングシュートはGKロリスに止められたが、弾かれたボールがアルデルヴァイレルトに当たってオウンゴール。土壇場でリバプールが勝ち越しに成功した。

　2-1で勝利したリバプールは、1試合消化が少ないシティを抜いて暫定首位に浮上している。

【得点者】
16分 1-0 フィルミーノ（リバプール）
70分 1-1 ルーカス・モウラ（トッテナム）
90分 2-1 オウンゴール（リバプール）

【了】