『PSGってなんかクールじゃん!』。BAPEにストーンズ…超異例コラボの意図を首脳に直撃

パリ・サンジェルマンは昨年にマイケル・ジョーダンとコラボするなど、新たな分野への展開をスタートさせている。ネイマールやエムバペらスター選手を揃えるPSGは今後、一体どこへ向かうのか。フランスに在住する記者が、PSGでブランド拡大部門を統括するファビアン・アレグル氏に直撃。ブランディング戦略の実像とは。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

2019年04月12日(Fri)10時00分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images,Yukiko Ogawa
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新たな分野に展開し、PSGの名を世界に発信

パリ・サンジェルマン
シャンゼリゼ通りにあるPSGショップ。マイケル・ジョーダンとのコラボグッズがズラリと並ぶ【写真:小川由紀子】

 パリコレでは、パリ・サンジェルマン(PSG)のシャツをアレンジしたドレスを着たモデルたちがキャットウォークを歩き、アメリカの人気歌手ジャスティン・ティンバーレイクは、PSGロゴの入ったジャケットを着てステージ立つ。

 パルク・デ・プランスには、歌姫リアーナやビヨンセ、スーパーモデルら、世界のセレブが集まる。PSGは今、世界でもっとも「クール!」なクラブだ。

 ローリングストーンズのフランスツアーの時もコラボレーションが実現して、あの、舌をべろりんと出したトレードマークにPSGのロゴがジョイントした。

 そして昨年はなんと、世界のマイケル・ジョーダンもPSGとタッグを組んだ。このPSG×エアジョーダンは全世界的に大ヒットし、第2弾も展開されている。

 次から次へと新たな分野に展開し、その名を世界に発信しているPSG。これは、彼らの一大戦略だ。

 2011年にカタールの資本がこのフランスの首都クラブを手に入れたとき、会長のナセール・アル・ケライフィは、2つの運営方針を明らかにした。

1.世界トップクラスのスポーツクラブになること
2.全世界に『パリ・サンジェルマン』というブランドを浸透させること

 1のほうは、“世界トップクラス”の指針となるであろうチャンピオンズリーグ(CL)優勝にはまだ手が届いていないが、2の方はすこぶる順調で、昨年9月、東京にブティックもオープンするなど、世界の各地域に拠点も広げている。

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