小川由紀子

学生時代からブリティッシュロックを愛好し、1992年に渡英。音楽三昧のロンドン生活の傍ら、人々の生活や文化に深く根付いたフットボールに魅せられ、1996年の欧州選手権開催に盛り上がる中、フットボール取材を開始。サッカー界が金満ワールドに染まりきる前の、古き良き時代の最後の名残を慈しむ。その後フランスに渡り、現在はパリを拠点に、フランスリーグを中心とした欧州サッカーやバスケットボール、自転車ロードレースなどの取材、執筆に勤しむ。

最強はPSGじゃない!? 仏を沸かす激アツ3クラブとは…赤字大補強で勝てず放出でも首位に【コラム】

パリ・サンジェルマン(PSG)はリーグ・アン第26節モナコ戦を0-2で落としている。これで今季リーグ戦すでに6敗目。カタール体制となってから最多の敗戦数を計上している。そのPSGから王座を奪おうと奮闘しているのが、リール、リヨン、モナコの3チームである。今季のリーグ・アンは、例年とはひと味違うエキサイティングな展開が期待できるかもしれない。(文:小川由紀子【フランス】)

名門マルセイユがダメダメ。エース同士の諍い勃発に会長の場違いな発言も…クラブに一体何が?

日本代表DFの酒井宏樹と長友佑都が所属するマルセイユが苦しい。パリ・サンジェルマン(PSG)やモナコといった上位陣はもちろん、下位陣との戦いでもまったく勝てず、現在公式戦は4連敗中となっている。アンドレ・ビラス・ボアス監督率いるチームに何が起こっているのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

ムバッペ、ネイマールありきのチームに終止符? イカルディらは覚醒の時? 新体制でPSGはどう変わるのか

トーマス・トゥヘル監督と別れることを決断したパリ・サンジェルマン(PSG)。そんな同チームの新監督には、噂通りマウリシオ・ポチェッティーノが就くことになった。着任からわずか10日でタイトルを獲得するなど、アルゼンチン人指揮官のつかみは上々だが、PSGはここからどう変化していくのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

PSG、トゥヘルはなぜ解任されたのか。戦績は歴代トップクラスも…独特なカルチャーの中で味わった苦労

パリ・サンジェルマン(PSG)は29日、トーマス・トゥヘル監督と契約終了したことを正式に発表した。後任はマウリシオ・ポチェッティーノが有力と言われている。リーグ・アン連覇、昨季はチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出という素晴らしい成績を残していたトゥヘル監督だが、一体なぜこのタイミングで解任されてしまったのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

「またか!?」。PSG、天敵バルセロナと4度目対戦。サポーターは嘆きも…過去の繰り返しかリベンジか【欧州CL】

チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の組み合わせ抽選会が14日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はバルセロナと対戦することになった。カタール資本が参入し、CLの常連となった2012/13シーズン以降、PSGが決勝トーナメントでバルセロナと当たるのはこれで4回目。その過去3回全てで次ラウンドへの進出を阻まれているPSGにとっては雪辱を果たすチャンスだが、果たして今回はどうなる?(文:小川由紀子【フランス】)

マルセイユ、CLでの不振は「意外」というより「やっぱりな」。躍進の昨季から怪しかった理由は?【欧州CL】

チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグC組第4節、マルセイユ対ポルトが現地時間25日に行われ、0-2でアウェイチームが勝利した。これでマルセイユはCLワースト記録となる13連敗。しかも4試合を終えて無得点と、泥沼にハマっている。ただ、これは「意外」というよりは「やっぱりな」という印象の方が強いのかもしれない。(文:小川由紀子【フランス】)

フランス代表はやっぱり強い。EURO制覇への追い風となる、逆境に強いジルーとジェラードのようなラビオの復活

UEFAネーションズリーグ2020/21の最終節が現地時間18日に行われた。リーグAグループ3に所属していたフランス代表は、ポルトガル代表とスウェーデン代表を前に無敗を記録し、ファイナルズ進出を決めている。ロシアワールドカップメンバーに加え、マルキュス・テュラムなど若い力が台頭、そしてW杯メンバーから漏れた選手もしっかりと力を発揮するなど、来年のEUROに向けフランス代表は非常にポジティブな状態にある。(文:小川由紀子【フランス】)

勝ったのにこき下ろし!? やる気なし、凡庸、哀れ…PSGを取り巻く深刻な問題とは

パリ・サンジェルマン(PSG)は先月28日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第2節でイスタンブール・バシャクシェヒルと対戦し、2-0で勝利を収めた。しかし、「選手たちからやる気は感じられない」や「チームプレーの意識はない」など、評価は散々。昨季CLファイナリストが抱える問題は、果たしてどこにあるのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

ネイマール、酒井宏樹への暴言疑惑はモヤモヤ結末…制裁なしはあまりに“ぬるい”。人種差別撲滅は遠い

リーグ・アン第3節、パリ・サンジェルマン対マルセイユで問題となった、ネイマールとアルバロ・ゴンサレスによる不適切発言。様々な憶測が飛び交う中、LFPの懲戒委員会は「証拠が不十分」として、両者に制裁を与えないことを決定した。しかし、この結果に不満を募らす人も少なくないようで、「放映権側の策略だ」などといった憶測も広がり続けている。人種差別撲滅への道は、まだまだ遠いのかもしれない。(文:小川由紀子【フランス】)

長友佑都はフランス人にウケる選手。新天地デビュー戦、「考えられない」と酒井宏樹が舌を巻いた理由は?

リーグ・アン第4節リール戦で、今夏マルセイユに加入した長友佑都がデビューした。失点に関与し、60分にピッチを退くなど見せ場は少なかったが、チームメイトの酒井宏樹やアンドレ・ビラス・ボアス監督はベテランSBに称賛の言葉を贈った。その理由とは?(取材・文:小川由紀子【フランス】)

長友佑都は歌も踊りもキレキレ。マルセイユに何をもたらすか、現地での期待が大きいその理由

日本代表DFの長友佑都が今夏、マルセイユに加入することが決まった。34歳で初のフランス挑戦となるが、欧州でのプレー経験豊富なことから、現地での期待感も高いようだ。デビュー戦も思ったより早く訪れることになりそうだが、果たして長友はマルセイユというクラブに何をもたらすのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

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