フットボールチャンネル

小川由紀子

学生時代からブリティッシュロックを愛好し、1992年に渡英。音楽三昧のロンドン生活の傍ら、人々の生活や文化に深く根付いたフットボールに魅せられ、1996年の欧州選手権開催に盛り上がる中、フットボール取材を開始。サッカー界が金満ワールドに染まりきる前の、古き良き時代の最後の名残を慈しむ。その後フランスに渡り、現在はパリを拠点に、フランスリーグを中心とした欧州サッカーやバスケットボール、自転車ロードレースなどの取材、執筆に勤しむ。

カンテが「詐欺罪で元代理人を提訴」。その真相は? 富と名声を得たがために付随する苦悩

フランス代表MFのエンゴロ・カンテは、世界中から愛されているサッカー選手の一人だ。その穏やかでシャイな性格は、常に人々を魅了している。しかし、そんなカンテが元代理人を訴えるという衝撃的なニュースが世間を騒がせている。その真相をフランス在住記者がレポートする。(文:小川由紀子【フランス】)

魅力に乏しいフランス代表。あのカンテもグリーズマンでさえも振るわず…世界王者に一体何が?

ヨーロッパでは、来年開催されるEURO2020(欧州選手権)の最終予選が行われている。昨年のロシアワールドカップ制覇を果たしたフランス代表も、危なげなく予選通過を決めている。しかし、その内容はお世辞にも良いとは言えない。むしろ、格下のモルドバに苦戦するなど、世界王者の輝きは失われつつある。レ・ブルーに、一体何が起こっているのか。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

見逃し厳禁!? “優勝候補”U-17フランス代表で注目すべき男たちとは。その特徴などを解説!【U-17W杯】

U-17ワールドカップ2019が現地時間26日にブラジルで開幕を迎えた。U-17日本代表は初戦でU-17オランダ代表を破るなど、決勝トーナメント進出に向けて幸先良いスタートを切っている。そんな同大会における優勝候補の一角がU-17フランス代表。その中で絶対に見ておくべき選手が2人存在する。今回はフランス在住記者がそんな注目選手の特徴などを解説する。(文:小川由紀子【フランス】)

ムバッペ・ショーの開幕!「オレを試合に出す、というのはこういうことだ」。思い出すベッカムの勇姿

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグA組第3節、クラブ・ブルージュ対パリ・サンジェルマン(PSG)の試合が現地時間22日に行われ、PSGが0-5と大勝した。この試合で52分からピッチに立ったFWキリアン・ムバッペはハットトリック+1アシストと大暴れ。途中出場で自らの価値を示す姿はかつてのデビッド・ベッカムを思い出す。(文:小川由紀子)

覚えておいて損はない!? 20歳の新鋭・オシメーンとは何者か。まさに今季の「推しメン」。その武器は?

昨季、リーグアンで2位に入るなど躍進を果たしたリール。その立役者となったFW二コラ・ペペはアーセナルに去ったが、同クラブにまた新しい逸材が現れた。20歳のFWヴィクター・オシメーンである。ナイジェリア人のストライカーは一体何者なのか。その特徴などを紹介する。(文:小川由紀子)

「移籍を望んでいた」ネイマールはなぜPSGに残留したのか。バルセロナのオファーは何がダメだった?

今夏の移籍がほぼ確実とも言われていたブラジル代表FWのネイマールだが、結局は今季もパリ・サンジェルマンでプレーすることになった。本人は「移籍を望んでいた」とコメントしているが、オファーを出していたバルセロナへの復帰も見送られたのだ。なぜ、ネイマールはPSGに残留することになったのか。(文:小川由紀子)

あのムバッペをも凌駕する逸材、カマビンガとは何者か? 「すごい」と「巧い」を堪能できる16歳の神童

2019/20シーズンのリーグ1もすでに第3節を終了している。そんな同リーグにおいて現在、全勝で首位に立つのはパリ・サンジェルマン…ではなくレンヌだ。赤黒軍団は第2節で難敵・PSGを破るなど上々のスタートダッシュを切っており、その活躍には大きな注目が集まっている。そのチームの中で、ひと際存在感を放つのは16歳のエドゥアルド・カマビンガである。数多くのビッグクラブが熱い視線を注ぐMFとは一体、何者なのか。(文:小川由紀子)

CL準決勝、ビジャレアル対アーセナルの記憶。小さな町で起きた特別な一日、王様・リケルメらが見せた勇姿【私が見た平成の名勝負(14)】

各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう連載の第14回は、平成18年(2006年)4月25日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのビジャレアル対アーセナル。小さな町のクラブが見せた勇姿は、今でもしっかりと目に焼き付いている。(文:小川由紀子)

94年アメリカW杯準々決勝。いま見ても胸が熱くなる、そんな一戦。振り上げた拳と雄叫びが呼んだ感動【私が見た平成の名勝負(13)】

各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう連載の第13回は、平成6(1994)年7月10日に行われたアメリカワールドカップ準々決勝・スウェーデン代表対ルーマニア代表。PK戦までもつれ込んだ一戦は、今思い出しても胸が熱くなる、そんな終幕となった。(文:小川由紀子)

ネイマール、移籍へ向けての『Xデー』とは? 冷え切るPSGとの関係、カギを握る同胞FWの存在

ブラジル代表のFWネイマールがここ最近の移籍市場を賑わせている。パリ・サンジェルマン退団を決意したとの報道も出ており、レアル・マドリーやバルセロナへの加入が噂されており、今後の動向に大きな注目が集まっている。しかし、未だ具体的な動きは見受けられない。果たしてブラジルの至宝は一体、どのような結末を迎えるのか。(文:小川由紀子【フランス】)

酒井宏樹こそ最高級の日本人選手。『移籍して欲しくない!』。フランスでの真の評価とは?

フランス、リーグアンのマルセイユに所属するDF酒井宏樹。すでに日本代表でも不動の地位を築いている同選手だが、それは所属クラブでも同じ。メディアからサポーターまで、酒井に対しては多くの称賛の声が出ており、フランス国内でその価値を高めている。現在はトッテナムなども獲得に興味を示していると言うが、フランスで戦うサムライの真の評価とは。現地の声をお届けする。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

PSGが送った大失態の1年。CL早期敗退という屈辱、真のビッグクラブになれないその理由【18/19シーズン総括(3)】

2018/19シーズンは、これまでスペインが握っていた欧州の覇権がイングランドへと移る結果で幕を閉じた。タイトル獲得や昨季からの巻き返しなど様々な思惑を抱えていた各クラブだが、その戦いぶりはどのようなものだったのだろうか。今回はパリ・サンジェルマンを振り返る。(文:小川由紀子【フランス】)

なでしこジャパンを全てのメディアが賞賛していた。開催国フランスはどう評価したのか?【女子W杯】

フランスで開催されているFIFA女子ワールドカップ。2大会ぶりの優勝を目指し戦っていたなでしこジャパンは、現地時間25日に行われたラウンド16・オランダ代表戦に敗れ、ベスト16で姿を消すことになった。過去の優勝国ということもあり、期待ももちろん大きかったなでしこジャパン。その戦いぶりを、現地フランスはどのように評価したのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

96年EUROイングランド代表。届きそうで届かない栄冠。サッカーの母国が自国開催で見た夢【私が見た平成の名勝負(7)】

昨年のロシアワールドカップでは準決勝でクロアチアに敗れ、4位となったイングランド代表は、22年前にもあと一歩のところで決勝進出を逃している。国内外で数多の名勝負が繰り広げられた約30年間の平成時代。そこで、フットボールチャンネルは、各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう企画を実施。第5回は平成8(1996)年のEURO(欧州選手権)でのイングランド代表の戦いを振り返る。(文・小川由紀子)

ネイマールの婦女暴行事件、フランス国内の驚きの反応とは? それよりも…関心はむしろ去就に

パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが揺れている。ブラジル人女性に対する婦女暴行で訴えられ、日本代表も参戦する母国開催のコパ・アメリカ2019(南米選手権)は負傷欠場。しかし、この婦女暴行事件に関して、フランス国内では驚くほど客観的な報道が続いている。関心はむしろ移籍話にあるようで…。(文:小川由紀子【パリ】)

04/05CL決勝。興奮度MAXの瞬間! リバプール世紀の大逆転劇を呼んだ敬愛するジェラードの”言葉”【私が見た平成の名勝負(2)】

国内外で数多の名勝負が繰り広げられた約30年間の平成時代。そこで、フットボールチャンネルは、各ライターの強く印象に残る名勝負をそれぞれ綴ってもらう企画を実施。第2回は平成17(2005)年5月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝、リバプール対ACミランの激闘を振り返る。(文:小川由紀子)

私がリバプールを愛する5つの理由。哀愁漂う労働者の町と、そこに馴染んだフットボールの魅力

UEFAチャンピオンズリーグ決勝、トッテナム対リバプールが現地時間6月1日に行われる。フットボールの母国イングランドには、様々な歴史と文化を持つクラブが存在するが、リバプールもそのひとつ。労働者の町と、その町に根付いたクラブならではの魅力がリバプールにはある。今回は、そんなリバプールらしさを物語るエピソードを紹介する。(取材・文:小川由紀子)

昌子源、「俺ら次第やん」が通用しない。直撃取材で吐露した本音と残留争いの苦悩

今冬にフランス、リーグ・アンに所属するトゥールーズへと移籍を果たした昌子源。ロシアW杯にも出場したCBは現在、新天地デビューから16試合連続フル出場を果たしているなど、チームの主力としてプレーしている。しかし、クラブはなかなか勝つことができない。そして昌子は、今まで体験したことのなかった出来事を体験し、「しんどい」と吐露した。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

PSGの狂い始めた歯車。一冠どまりは「大失敗」、揺らぎだした巨大戦艦の行く末は…

フランスでは圧倒的な戦力を有するパリ・サンジェルマンの今季は、失望と共に終わろうとしている。獲得したタイトルはリーグ戦のみ。CLではまさかのラウンド16敗退、国内カップ戦でも“格下”に不覚を取った。どこかギクシャクしたクラブの内外からは、不穏な空気も漂い始めている。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

『PSGってなんかクールじゃん!』。BAPEにストーンズ…超異例コラボの意図を首脳に直撃

パリ・サンジェルマンは昨年にマイケル・ジョーダンとコラボするなど、新たな分野への展開をスタートさせている。ネイマールやエムバペらスター選手を揃えるPSGは今後、一体どこへ向かうのか。フランスに在住する記者が、PSGでブランド拡大部門を統括するファビアン・アレグル氏に直撃。ブランディング戦略の実像とは。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

フランス代表はW杯、EURO連続優勝をやってのけてしまいそうな勢い。より磨かれた機能性

ヨーロッパでは来年開催されるEURO2020の予選がスタートしている。現世界王者のフランス代表は22日にモルドバ代表と対戦し4-1。その3日後にはアイスランド代表と対戦し、4-0と2試合ともに快勝を収めている。エムバペ、グリーズマン、ジルーらが織りなす多彩な攻撃。W杯で鍛えられたメンタル面とフランス代表は王者らしい強さを見せつけた。その力に、相手指揮官も唸るしかなかった。(文:小川由紀子【フランス】)

PSGは「恥を知れ!」怒り狂うパリジャン。またもCLで失態…もはや解決不能な弱さとは

パリ・サンジェルマンは現地時間6日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16の第2レグ、マンチェスター・ユナイテッド戦で1-3の敗北を喫し、大会を去ることになった。これで3季連続のベスト16敗退となったPSG。サポーターたちは悲しみよりも怒りの感情が沸いているという。なぜ同クラブはCLで結果を残せないのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

昌子源に直撃。「なんでトゥールーズに来たんだよ!?」“野望のない”クラブで抱く覚悟とは

今冬、フランスのリーグ・アンに所属するトゥールーズへと移籍を果たした昌子源。日本を代表するCBは新天地でさっそく実力を証明している。しかし、常勝軍団・鹿島とは違い、新クラブはまるで野望がなく、勝利への執念というものを感じることができないという。そんなトゥールーズにおいて、これまで数々のタイトルを獲得してきた昌子は今、何を思うのか。現地在住記者が本人を直撃した。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

「ネイマールのPSG」から「トゥヘルのPSG」に。CLベスト8へ、選手の胸に響いた指揮官の熱き言葉

チャンピオンズリーグ・ベスト16の1stレグ、マンチェスター・ユナイテッド対パリ・サンジェルマンの一戦が現地12日に行われ、2-0でアウェイチームが勝利を収めている。ネイマール、カバーニを負傷で欠く中、勝利をもたらした指揮官トゥヘルには称賛の声が相次いでいるという。そして同監督はこの試合の前、選手たちにある言葉を投げかけていた。(文:小川由紀子【フランス】)

未だ消息不明のサラ、恩師・ハリルに伝えた感謝の意。誰からも好かれ、愛された男の実像

ナントからカーディフ・シティに移籍することが決まっていたアルゼンチン人FWのエミリアーノ・サラが行方不明となってから約1週間が経った。捜索は一旦打ち切られており、未だ事件の真相は明らかになっていない。サッカーには真面目で誰からも好かれる性格だったというサラ。そんな彼の実像とは。(文:小川由紀子【フランス】)

PSGにとって最大の難敵? 仏大手紙とのバトル勃発。FFP問題に選手の不仲説、背景には何が

昨年末、パリ・サンジェルマンが日本でも知名度の高いレキップ紙の記者を会見から締め出し、質問も受け付けないといった事態が勃発した。圧倒的な情報網と取材力を持つレキップ紙にはクラブ側も敏感になっているが、なぜ今回PSGはここまで怒ったのか。その背景には一体何が。(文:小川由紀子【フランス】)

これが真のハリル流。日本代表と真逆の物語を描くナント。デュエルで守備を固め、得点は倍増

ロシアワールドカップ直前に日本代表を解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ監督がナントで躍動している。就任した第8節以降、得点は倍増。ピッチサイドでは生き生きとし、会見ではジョークを飛ばす。そんな姿を現地在住記者がレポートする。(取材・文:小川由紀子)

ネイマール&エムバペに対マンU。今季こそ期待高まるも…フランス勢が欧州で苦しむ要因とは?

チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグともにグループリーグの全試合を終え、いよいよ決勝トーナメントに舞台は移る。フランス勢は、CLでは2クラブ、ELでは1クラブがGL突破を果たす形となった。ただ、PSGを筆頭に、フランス勢は欧州の舞台で苦戦することが多く、今回も厳しい戦いが予想されている。なぜ、欧州カップ戦で結果を残すことができないのだろうか。(文:小川由紀子【フランス】)

PSG、リバプール撃破の5つのポイント。”内弁慶チーム”から一転、別次元の威力生んだ進化形

現地時間28日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグC組第5節、パリ・サンジェルマン対リバプールの一戦は2-1でホームチームが勝利した。国内では無双中のPSGだったが、CLでは4試合を終えわずか1勝と奮わなかった。国内だけで強い内弁慶チーム。そんな評価を覆すべく、クラブは凄まじい「進化形」を見せた。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

ネイマール1人=リヨン。強さも予算も勝てるわけがない!? 無双中のPSG、それでも…

パリ・サンジェルマンの勢いが止まらない。18/19シーズン開幕から13連勝とし、欧州5大リーグの連勝記録を更新中である。ライバルクラブの選手も、もはやお手上げ状態だ。ただ、真の評価を下すのはまだ早い。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

フランス代表、W杯のその後。オランダに敗戦で「祭りの終わり」、世界王者が直面した現実

ロシアW杯で王者に輝いたフランス代表。もちろん、今年より新設されたネーションズリーグでも優勝の期待が高まっていたが、オランダ代表に首位の座を明け渡す形となり、まさかのベスト4進出を逃す形となった。NLでは、厳しい現実を突きつけられたと言えるだろう。(文:小川由紀子【フランス】)

フランスリーグはスター選手が来るのに輸出国? 輸入国ではない理由と五大リーグでの位置付け

ワールドカップで優勝したフランスだが、リーグアンは欧州五大リーグの中でも輸出国と言われる。パリ・サンジェルマンのネイマール、19歳でフランス代表の10番をつけているキリアン・エムバペら有名選手が所属するフランスリーグはイングランド、スペイン、ドイツ、イタリアのリーグに比べどんな違いがあるのか。現在のフランスリーグとは…(文:小川由紀子【フランス】)

ネイマールがとった”信じられない行動”。背景にある変化の芽生え、スーパースターが真のリーダーへ

ネイマールが好調を維持している。リーグ戦9試合を終え8得点4アシストと、申し分ない活躍だ。鳴り物入りで入団したスーパースターは今、パリ・サンジェルマンをけん引するリーダー的存在へと変化を果たしている。その理由はどこにあるのだろうか。(取材・文:小川由紀子【フランス】)

トゥヘルがPSGにもたらす変化。工夫施す選手の徹底管理、良質なクラブを作り上げるその手腕

今季よりパリ・サンジェルマンを率いるトーマス・トゥヘル監督の評価が上がっている。リーグ戦7試合を終え全勝と、好成績を収めており、ピッチ外でもチームに和やかな雰囲気を与えている。今季のフランス王者は、これまでとは違ったチームになりつつあるだろう。(文:小川由紀子【フランス】)

日本人が渇望する『本物感』の欠如。ネイマールもいるのに? フランスリーグはなぜ人気がないのか

フランス、リーグ・アンの人気がない。PSGには世界有数のスターであるネイマール、最高の才能を持つエムバペ、マルセイユには日本人選手で最も欧州で活躍する酒井宏樹がいながらにして。その理由はどこになるのか。フランス在住記者が検証する。(文:小川由紀子【フランス】)

新たな主砲、エムバペと「真の中枢機関」グリーズマン。世界王者が見せた未知なる伸びしろ

ロシアワールドカップ(W杯)を制したフランスは、新たに開幕したUEFAネーションズリーグでドイツ、オランダと対戦した。ディディエ・デシャン監督は、この2試合を通してW杯と同じフィールドプレーヤーを起用した。しかし、その内容は全く異なるものだった。(文:小川由紀子【フランス】)

躍動するネイマール。PSG好調の要因、新指揮官がもたらした新たなスタイルとは?

パリ・サンジェルマンが好調を維持している。リーグ・アン3試合を終え全勝。プレシーズンマッチは若手を中心に戦ったため、ほぼぶっつけ本番でリーグに挑んだPSGはなぜここまで安定した強さを見せられるのか。その理由には、今季から王者の指揮を執るトーマス・トゥヘルの手腕があった。(文:小川由紀子【フランス】)

“世界王者”フランス、現地記者が次世代のスター6人を選出。W杯優勝国にひしめく有望株たち

ロシアW杯王者のフランス。その国内リーグであるリーグ・アンの幕開けが近づいている。プレミアリーグなどに比べ人気度が落ちる同リーグだが、将来有望な選手が多数いるのが実に魅力的なリーグでもある。そこで今回は、フランス在住の記者が注目する6人の若手選手をピックアップした。(文:小川由紀子【フランス】)

“アンチフットボール”など、「どーだっていい」。フランスを優勝に導いた草食男子の精神【ロシアW杯】

数々のドラマを生んだロシアワールドカップも幕を閉じた。同大会の頂点に立ったのは、フランス代表である。相手に対し、受け身に立つ姿勢に批判の声も多く聞かれるが、大舞台というプレッシャーを跳ね除け優勝を果たしたのは見事であった。(文:小川由紀子【フランス】)

フランス国民は優勝を確信。その理由は? 98年との共通点と20年ぶり栄冠が持つ意味【ロシアW杯】

現地時間15日、ロシアワールドカップ決勝戦フランス対クロアチアの試合が行われる。レ・ブルーは勝利すれば、98年大会以来20年ぶりとなる優勝を確定させることができる。当時と現在のチームにはいくつかの共通点もあり、国民はW杯制覇を確信している。そして何より、フランスにはW杯優勝への強い思いがある。(文:小川由紀子【フランス】)

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