日本人が渇望する『本物感』の欠如。ネイマールもいるのに? フランスリーグはなぜ人気がないのか

フランス、リーグ・アンの人気がない。PSGには世界有数のスターであるネイマール、最高の才能を持つエムバペ、マルセイユには日本人選手で最も欧州で活躍する酒井宏樹がいながらにして。その理由はどこになるのか。フランス在住記者が検証する。(文:小川由紀子【フランス】)

2018年09月14日(Fri)11時00分配信

text by 小川由紀子 photo Getty Images
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日本では希有な「とにかくリーグ・アンが見たいんだ」

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日本国内のリーグ・アンへの注目度は低い【写真:Getty Images】

 日本では、フランスのリーグ・アンはどうも人気がないらしい。

 イングランドのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラ、イタリアのセリエA、ドイツのブンデスリーガと併せて、『五大リーグ』と呼ばれた時代もあったが、最近ではフランスを除いて『四大リーグ』となることがもっぱらで、リーグ・アンはオランダ、ロシア、ポルトガル等々と『その他のリーグ』に括られるようになった。

 国の規模や存在感、ましてやW杯優勝国としては、他の4カ国から脱落するというのは不本意なことだろうが、冷静にリーグの魅力からすれば、仕方がないのかな、という気もする。

 もっともドイツのブンデスリーガも、国内の観客動員数こそすごいが、国外での人気はそれほどでもなくて、チャンピオンズリーグに出場するバイエルン・ミュンヘンやドルトムントあたりが話題になる程度というところも多いが、日本では多くの日本人選手が頑張っているので注目度は高い。

 自国のファン以外でフランスリーグを好きな人は、フランスという国が好きだから、という場合が案外多い。印象的な試合を見てから特定のクラブを応援するようになった、贔屓の選手が所属している、という理由も聞くが、リーグ・アンで展開されているサッカーが好きで、とにかくリーグ・アンの試合が見たいんだ、という人にはあまりお目にかからない。

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