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PSG、優勝決定目前でまさかの屈辱。国内での5失点大敗は19年ぶり

text by 編集部 photo by Getty Images

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リールに敗れたパリ・サンジェルマン【写真:Getty Images】

 現地時間14日に行われたフランス・リーグアン第32節の試合でリールとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦。PSGにとっては引き分け以上で今季の優勝が決定する一戦だったが、まさかの“歴史的大敗”を喫する結果に終わった。

 首位と2位との直接対決とはいえ、両チームの勝ち点差は試合前の時点で20ポイント。リールはこの試合に勝てなければ、残り6試合での逆転が数字的に不可能となる状況だった。

 だが序盤に1点ずつを取り合ったあと、PSGは2人の選手の負傷交代に加えて退場者も出してしまう。後半にはリールがゴールを重ね、終わってみれば5-1の大差で勝利を収めた。

 過去2年間のリーグ戦では3点を奪われた試合さえ一度もなかったPSG。4点差での敗戦は2009年1月のボルドー戦(0-4)以来約10年ぶりとなった。5失点を喫した試合となるとさらに遡り、2000年12月のスダン戦(1-5)以来約19年ぶりのことだ。

 いずれにしても、リールに17ポイント差をつけたPSGの優勝が濃厚な状況に変わりはない。今後の試合でPSGがあと1勝、あるいはリールが1試合でも引き分け以下に終わった時点で優勝が決定する。

【了】

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